こんにちは、藤野雄太です。
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「鼻紋認証」という言葉を聞いたことがありますでしょうか?
「指紋」は指端の腹面にある皮膚のしわの模様ですが、「鼻紋」は牛の鼻の紋様を表す言葉です。
個体ごとに異なるので個体識別に用いられています。
今、ペット業界ではAIを使いペットの鼻紋で個体を識別したり、画像から病気を判断する技術が登場しています。
いったいどのような技術なのでしょうか?
【6/23日経新聞 】
国内外のペット業界で人工知能(AI)を活用し、画像から個体を識別したり病気を判断したりする動きが注目を集めている。
ヒトの指紋と同様、犬ごとに異なる鼻紋(鼻の紋様)で個体を識別したり顔写真から品種を特定したりする。
海外では犬の目や体の写真から病気の可能性を知らせるアプリを開発する企業も出てきた。飼い主の利便性が高まり、ペットの健康促進などにもつながりそうだ。
スタートアップのS’more(スモア、東京・中央)は犬を鼻紋で個体識別するアプリを開発し、5月下旬にテスト版の提供を始めた。
犬の鼻紋は1頭ごとに異なり成長しても変わらない。
深層学習と呼ぶAIの手法で2000頭の鼻紋画像2枚ずつを学ばせ、約9割の精度を実現した。
飼い主がスマートフォンで犬の鼻を撮影しアプリに登録する。
迷い犬を見つけた人がアプリで鼻の写真を撮ると、登録済みの犬か照会できる仕組みだ。迷い犬と判定されれば飼い主に通知する仕組みも提供する。福岡市の事業に採択され4月から実証が始まった。
沢嶋さつき代表取締役は「アプリが普及すれば犬の迷子という概念がなくなる。これまでなかった『犬のビッグデータ』を構築しペット産業の発展に貢献したい」と話す。
予防接種や健康情報の一元管理など、犬の健康維持につながる機能も搭載していく考えだ。
犬の顔写真から病気を予測するシステムも開発している。
トイプードルの顔写真を使い、保険請求の履歴から目や耳、皮膚の病気になった犬、健康な犬を分けてAIに学ばせた。
目の病気で約7割、耳や皮膚の病気で約6割の予測精度が得られている。
一方、日本では1日から改正動物愛護管理法が施行され、ペット店などで販売する犬や猫へのマイクロチップ装着が義務付けられた。
画像などを使い、より手軽に個体識別や健康状態の判断ができる技術のニーズも高まると考えられ、市場参入が今後増えそうだ。
【語句の意味】
★鼻紋(びもん): 牛の鼻づらにある凸凹の紋様。個体ごとに異なるので個体識別に用いる。
★認証(にんしょう): 一定の行為または文書が正当な手続・方式でなされたことを公の機関が証明すること。
★識別(しきべつ):みわけること。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
AIの発達により鼻紋から個体を識別するアプリ、ペットの表情から病気を判断するアプリが出てきました。他にどのようなペットアプリが考えられるか書き出してみよう。
例:犬の言葉がわかるアプリ
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