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2020年2月6日

岡野中学・定期テスト傾向と対策<中1理科>

岡野中学校 1年前期中間テスト分析(理科)

全体概観
レベル:★★★☆☆
大問が多いが一つあたりの問題量は少なく、幅広い分野について問われる構成となった。問題の難易度は普通だが、実験問題は初見のものも複数出題されており、ここで悩んだ生徒もある程度いただろう。ワークに同様の問題が載っている大問も多かったので、ワークをなんども復習すること・教科書をしっかりと読むことが一番の対策と言える。

問1 問題が発見できなかったため省略

問2 タンポポのスケッチと観察
レベル:★★☆☆☆
スケッチの際の注意点とタンポポの花の作りについて問われている。スケッチの際の注意点は教科書でもまとめられており、授業内でも実際に行う内容であるため、確実に得点ができる分野だ。顕微鏡の使い方とスケッチの方法はしっかりと確認しよう。

問3 花の作り
レベル:★★★☆☆
花と果実の作りについての問題。雌しべやおしべなどの名称や、果実になる際にどのように変化するかが問われている。ワークにも同じような問題が出ており、ワークをやっておけば対策可能。植物分野の典型問題なので、必ず確認しておこう。ポイントは、「花から果実への変化の際の変化」である。

問4 マツの花の作り
レベル:★★★☆☆
マツの花と種子の作り方から、裸子植物・被子植物について問われている。裸子植物の作りは定期テストで必ず問われる頻出分野であり、ワークにも同様の問題が載っている。同じ種類の植物を探す問題もあるので、具体的な植物名を覚えることも忘れないようにしよう。

問5 根の様子
レベル:★★★★☆
根の作りと、その作りの利点について問われている。ワークに類似問題は載っておらず、少々発展的な問題である。(2)(3)では、根の作りによって表面積がどうなるか、それがどのような利点をもたらすかを論述することが求められている。教科書には記述があるので、教科書の本文をしっかりと読んでなぜその形になるのかという理由まで読み取る練習をしよう。

問6 光合成の仕組み
レベル:★★☆☆☆
光合成の仕組みについて「水+二酸化炭素→酸素+デンプン」の用語の穴埋め問題。ワークに同じ問題がある。問題はそれだけのため、解説は省略する。

問7 ホウセンカの茎の観察
レベル:★★★☆☆
ホウセンカの茎を題材に維管束について問う問題。器官の名称、道管の性質の理解、他の植物の維管束の種類などが問われている。頻出分野でワークにも同様の問題が載っている。この分野では名称を覚えるだけでなく、同感が着色される実験を通じて器官の機能について問う設問が登場するので、ワークを解いて実験形式にも慣れておこう。

問8 葉の表面の仕組み
レベル:★★★★☆
葉の表面の作りについて問われている。葉緑体・気孔など細胞レベルの組織や器官の名称が問われており、少々内容が細かい。また気孔の働きについても問われている。ワークに同じ形式の問題はないが、教科書には図も含めて記載があるので、そちらで対策しよう。

問9 オオカナダモを用いた光合成実験
レベル:★★★★☆
オオカナダモを用いて光合成の働きを問う実験問題。光合成の働きにより、試験官中のBTB溶液の色が変わることが問われている。光合成による酸素の生成・二酸化炭素の吸収に加えて、BTB溶液の性質や酸性アルカリ性への知識も必要となるため少々応用的な問題である。ワークにも同じ分野を扱った実験問題はあるが、この問題と同じものは載っていなかったため、初見の人が多かっただろう。全て実験問題で聞く内容の目的は同じなので、そこに気づければ対応できただろう。

問10 蒸散の働きを調べる実験問題
レベル:★★★★☆
これも実験問題である。蒸散の働きを調べるためにワセリンで気候を塞ぐものを用意する典型問題である。ただ、問題では蒸散が盛んになることで起こる現象など、実験よりもう一つ踏み込んだ内容が問われていて、難易度は高い。ワークにも同様の問題が載っていないため、このテストで最も難しい大問であった。

問11 光合成の働きを調べる実験問題
レベル:★★★☆☆
実験問題である。朝顔の葉を一部覆ったり「ふ」の部分を使用して光合成を行うために必要な葉緑素の働きを確かめる問題は頻出である。ワークにも同じような問題が載っているため、対策もしやすかっただろう。
問12 植物の分類
レベル:★★★☆☆
植物の分類についての問題。植物分野のまとめ問題といえよう。この分野では、各機関について2種類の仕組みが出てきたがそれぞれは体型的にまとめることができる。テストでよく問われる分野であり、またこの分野の総合的な理解を問えるものであるので、よく復習しておこう。なぜこのような作りになるのかまで考えられると応用問題にも対応しやすい。