こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
二元論者は、「人間=魂+身体」だと考えます。
一方、物理主義者は、魂の存在は認めず「人間=身体」だと主張します。
はたしてどちらが正しいのでしょうか?
ここで、物理主義者とは何かを説明しましょう。
今、目の前に机があるとします。
それは、物理的存在にすぎません。
★「物理」
物の正いすじみち。物に関する正しい法則。(小学館例解学習国語辞典)
(すじみち=考え方)
それと全く同じレベルで、君も物理的存在です。
ただ、人間の場合は机などの物と違い、心がある身体です。
要するに人間である身体です。
しかし、人間は身体であるだけで、それ以上の物ではありません。
では、心とは何でしょうか?
物理主義者は、心と体を分けません。
心の存在を否定しませんが、それは身体の一部だと考えます。
それゆえ、人間が死ぬと身体が機能しなくなるわけですから心も消滅すると考えます。
二元論者は、人間は死んでも魂は残ると考えます。
物理主義者は、心は存在しますが魂は存在しないと考えます。
二元論者と物理主義者の違い。
それは魂を信じるかどうかです。
【探究テーマ1】
魂は存在するしないどっち?存在すると思う場合、魂の存在証明をしましょう
みんな、魂の存在証明には苦戦していますね。
それも当然、魂は目で見ることができないからです。
でも、目に見えないものを証明する方法はあります。
それは、明日の探究授業でお話することにしましょう。
参考文献、テキスト:『死とは何か イェール大学で23年連続の人気講義』(文響社)
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