こんにちは、藤野雄太です。
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7月3日、梅雨前線による大雨のため、
静岡県熱海市で土石流が発生しました。
なぜ、大規模な土石流が起きたのでしょうか?
その原因と考えられているのが「盛り土」です。
★「盛り土」
山の斜面などを開発して住宅用の土地にするために、
運んできた土を盛り水平な敷地をつくること。
土石流は最上流付近にあった盛り土が崩れて起きたと考えられています。
では、なぜ盛り土が崩壊して土石流が発生したのでしょうか?
長い間、雨が降ったために、
しみ込んだ雨水が盛り土を崩して土石流になったと考えられています。
熱海市網代の観測地点での、3日午前10時までの48時間雨量は、
300ミリ近くにもなり、平年の7月の1ヶ月間を超える量となっていました。
山の斜面に大量の水がしみ込むと、
「間隙(かんげき)水圧」による浮力が起こり、
土壌を保つ力が弱くなり崩れます。
今回は盛り土で崩れた土砂が川の水で流されて大規模な土石流となりました。
★「間隙水圧」
間隙水による圧力。間隙水とは土の中にある水のこと。
土は、水・土粒子・空気で構成されている。
上流部で2007年に盛り土をした神奈川県小田原市の会社は、
盛り土は熱海市に届け出をして行ったと、自らの責任を否定しています。
しかし、今回の土石流は、盛り土の崩落で規模が拡大したことはほぼ間違いありません。
盛り土をする時には、土壌をしっかりと固めたり雨水を排出する工事が必要なのです。
自然災害ではなく、人間が自然を壊したことにより起きた災害だと言えるでしょう。
日本には熱海市以外にも盛り土を行っている場所がありますので、
今後、全国的な調査が必要だと指摘されています。
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