こんにちは、藤野雄太です。
本日の授業動画はこちら!
オリンピックの起源は、
紀元前776年に古代ギリシャで始まったオリンピア祭りです。
オリンピアはオリュンポス12神の主神であるゼウスの聖地で、
オリンピア祭りはゼウスに捧げる競技として始まりました。
しかし、393年を最後にオリンピア祭りは終わりを告げてしまいます。
ローマ時代にテオドシウス帝はキリスト教を国教としたからです。
キリスト教は一神教のため他の神様を認めません。
そのためゼウス神に捧げる古代オリンピックは393年で終わりとなってしまいました。
その後、約1000年の間中止となっていたオリンピックは、
ある人物によりよみがえります。
フランスの教育者ピエール・ド・クーベルタンです。
クーベルタンはスポーツによる青少年育成と国際理解を目的に、
近代オリンピックを復活させました。
さて、話を古代ギリシャに戻しましょう。
古代ギリシャには宇宙、天地、神、人間などが、
どのように生まれたのかを説明する物語がありました。
これがギリシャ神話です。
日本で言えば『古事記』です。
ギリシャ神話では世界と生命をつくったのは、
大地の神ガイアと天空の神ウラノスだとされています。
天地ができる前の大昔、
宇宙は光も影もないカオス(混沌=入り混じって区別がない状態)でした。
そこに現れたのがガイアとウラノスです。
ガイアは山、鳥、星などを産み、
ウラノスは大雨を降らせ、海や湖が誕生しました。
ガイアは水の神オケアノスやクロノスなど12人のティタン神族も産みだします。
*オケアノス:ティタン神族の1人
テテュスとの間に多くの息子と3000の娘を産む
大洋の神様として崇拝される。
*ティタン神族:ガイアとウラノスの子孫
その後ガイアは、一つ目巨人のキュクロプス3人と、
100本の手と50の頭があるヘカトンケイルを3人、
(ヘカトン=100、ケイル=腕)
ティタン神族と呼ばれる子どもたちを産みます。
怪力のキュクロプスは建造や鍛冶を得意とし、
雷を落とすことができました。
ウラノスはこの子どもたちの強さに恐れ、自分が襲われるのではないかと怯えました。
そのため、キュクロプスとヘカトンケイルを捕らえて、
タルタロスという大地の奥底に閉じ込めました。
古代ギリシャでは、死んだ人間の魂は冥界に行くと信じられていました。
渡し守であるカロンは死者の魂を船に乗せて生死の境であるアケロン川を渡ります。
死者の魂はハデスの館に到着すると、
3人の裁判官に生きていた時の裁きを受けます。
冥界で生きていたときの審判を受けるのです。
生きていた時に行いが悪かった人は、
冥界の最も奥底にあるタルタロス(地獄)に連れていかれます。
牢獄に閉じ込められ厳しい罰を受けます。
悪いことをしなかった人は、
「アスフォデロスの原」という花が咲く草原へ行きます。
立派な行いだった人はエリュシオンという楽園で暮らします。
【ワーク】
今日の探究授業で気になった場面を絵に描いてみよう!
例:
キュクロプス、ヘカトンケイル、冥界、タルタロス、アスフォデロスの原、エリュシオンなど
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