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2021年11月22日

【MM学童 探究授業】:牛がシマウマに変身?〜日経新聞〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら!

https://youtu.be/DHQj8J1_hS0

 

山形県でウシの体をゼブラ柄に塗る実験が行われています。

なぜ、ウシの体に塗料を塗りシマウマに変身させているのでしょうか?

以下、2021/11/20日経新聞からの引用です。

アブやサシバエといった吸血昆虫による被害を防ごうと、和牛の体をシマウマのような「ゼブラ柄」に塗る実験が米沢牛の産地・山形県小国町で進んでいる。主導する県は「一定の効果あり」とみて、実用化に向けた検討を始めた。

 

因果関係は不明だが、しま模様には吸血昆虫を寄せ付けない効果があると知られており、シマウマの柄もこのためという研究仮説がある。ウシは虫を嫌がると運動量や食欲が落ち、繁殖がうまくいかなかったり、効率の良い肥育ができなかったりするため、ストレスを軽減し、生産性向上を図る狙いがある。

 

8~10月、屋外柵に固定した黒毛和種の繁殖牛が、足踏みや首、尾を振って虫を嫌がるしぐさの回数を調べた。ウレタン製塗料でゼブラ柄に変身させたウシは、通常のウシと比べて約48割、嫌がる回数が少なかったという。実験に協力した「遠藤畜産」(小国町)取締役の遠藤寛寿さんは「吸血昆虫がほとんど寄って来ない」と効果を実感した。

1週間で塗装が落ちてしまう課題は残るが、遠藤さんは「来年は実際に放牧してみたい」と意気込んでいる。

以上、引用ここまで。

シマウマに変身させたウシには吸血昆虫がほとんど寄ってこないという結果には驚きですね。

 

【語句の意味】

★吸血(きゅうけつ):生きている動物の血を吸うこと

 

★因果(いんが):原因と結果

 

★仮説(かせつ):あることを説明するために、仮に立てた考え

 

 

【探究トレーニング】

なぜ、しま模様は吸血昆虫を寄せ付けないのかを考えてみよう!

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