こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
アメリカのメリーランド大学は、
心臓病の男性患者(57)にブタの心臓を移植する手術をしたと発表しました。
手術後3日が経ちましたが、今のところ男性の経過は順調とのことです。
ヒト以外の動物の体をつかい移植や再生を行うことを「異種移植」といいます。
それでは、本日の新聞記事をチェックしていきましょう!
【1/12 日経新聞】
米メリーランド大は10日、重い心臓病の57歳男性に、免疫拒絶が起きないよう遺伝子操作したブタの心臓を移植したと発表した。世界で初めてとしている。
手術から3日後の今も患者の経過は順調で、注意深く推移を見守る。
米国でも移植のために提供される心臓は不足しており、執刀医は「問題解決に一歩近づいた」としている。
心臓移植を受けられず、人工心臓も装着できなかったため、今回の移植以外に助かる手段がない状態だった。
ブタは南部バージニア州の企業が提供したもので、人間に移植した場合に拒絶反応を引き起こす遺伝子の機能を失わせた上、人間の遺伝子を挿入して体に受け入れられやすくするなど10個の遺伝子を操作した。手術後の免疫反応を抑えるため、未承認の薬も使用した。
動物からの臓器移植は「異種移植」と呼ばれ、1960年代に盛んに試みられた。
80年代にはヒヒの心臓移植を受けた患者が20日で死亡している。
ブタの臓器は人間のサイズに近く利用が期待されていたが、ウイルスの感染など課題が残っている。
【探究トレーニング】
あなたが今回の男性患者の立場だった場合(ブタの心臓移植以外に命は助からない)、ブタの心臓移植を受け入れますか?理由も考えましょう。
【語句の意味】
★移植(いしょく):草や木、体の一部をほかの場所にうつしかえること
★心臓移植(しんぞういしょく):
亡くなった人から心臓をもらい自分の体に植え込む治療
★遺伝子(いでんし):遺伝(体の特徴が親から子へ伝わること)をおこす元となるもの
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