【MM学童探究授業】：トンガで海底噴火〜朝日新聞・科学〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の授業動画はこちら！

1月15日のお昼過ぎに南太平洋のトンガで大規模な海底火山の噴火がありました。

現地では津波、洪水、停電など大きな被害が出ています。

災害大国である日本にとって、今回の噴火は決して他人事ではありません。

それでは、新聞記事を読んでいきましょう。

【1/17 朝日新聞】

南太平洋のトンガ諸島で15日にあった海底火山の大規模噴火は、太平洋沿岸の広い範囲に津波をもたらした。

気象庁によると、日本時間の１５日午後１時１０分ごろ、南緯２０・３度、西経１７５・２度の南太平洋上の海底火山「フンガトンガ・フンガハーパイ」で大規模な噴火が発生。

ハワイにある太平洋津波警報センターによると、南太平洋のバヌアツでは１５日午後６時台に１４１センチ、南米のチリでは１６日午前６時すぎに１７４センチの津波を観測。

米国立気象局によると、米国カリフォルニア州でも１３１センチの津波を観測した。

＜トンガ＞

南太平洋にあり、約１７０の島からなる。広さは７２０平方キロメートル。世界銀行によると、２０２０年の人口は約１０万５千人。公用語はトンガ語と英語で、人口の大半がキリスト教徒。１９００年から７０年間、英国の保護領だった。

【ワンポイント解説】

トンガは日本と同じく環太平洋造山帯の一部です。海のプレートが陸のプレートの下に沈み込む場所で、マントルが溶けてマグマがたまりやすく太平洋の周囲を囲むように火山が並んでいます。

【探究トレーニング】

世界有数の火山国である日本にとって今回のトンガ噴火は他人事ではありません。日本には１１１もの活火山があります。

いつ起こるかわからない地震や津波に対して、どのような備えをすればいいのか考えてみよう。

【語句の意味】

★火山(かざん)：地球の内部の深い場所で作られたマグマが地表に噴き出してできた地形

★プレート：地球の表面を覆っている大きな岩盤。

★マグマ：地球の内部にあるマントル（岩石）が溶けて作られた高温の液体。

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