こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
ネコのマタタビ反応を見たことがありますでしょうか?
マタタビ反応とはネコがマタタビを噛んだり、体にこすりつけたりする反応をいいます。
昔から謎につつまれていたのですが、岩手大学の研究チームがその謎を突き止めました。
この行動にはネコの生存戦略がひそんでいたのです。
いったい、どのような生存戦略なのでしょうか?
今日はネコのマタタビ反応をテーマに探究します!
【6/16朝日新聞 】
ネコのマタタビ反応の謎を解明した、岩手大の宮崎雅雄教授(47)と大学院生の上野山怜子さ(24)らの研究チームが、今度はネコがマタタビをなめたり、かんだりする理由を突き止めた。
この行動には、ネコの生存戦略がひそんでいた――。
研究チームは昨年1月、ネコのマタタビ反応が、「ネペタラクトール」と呼ばれる活性物質によって引き起こされ、蚊に刺されにくくなるこの活性物質を体にこすりつけることで、蚊から身を守る行動であることを明らかにした。
ただ、ネコがマタタビをすりつけたり、転がったりする前に、なめたり、かんだりするのはなぜか、分かっていなかった。
チームがネコ16匹を使った実験を通じて調べたところ、なめたり、かんだりしてマタタビが傷つくと、ネペタラクトールなどの活性物質の放出量が10倍以上になることがわかった。
ネコのマタタビ反応を解明した前回の研究成果は、米科学誌「サイエンス」にタイトルだけが掲載されたが、今回は、米科学誌「アイサイエンス」に論文が掲載された。
この成果は、犬も蚊に刺されるのに、ネコ科の動物だけが、なぜマタタビ反応を起こすのかについて解く手がかりになるという。宮崎教授は「来年、再来年までに解き明かしたい」と意気込んでいる。
【語句の意味】
★生存(せいぞん): 生きながらえること。生命を存続すること。
★戦略(せんりゃく): 戦術より広範な作戦計画。各種の戦闘を総合し、戦争を全局的に運用する方法。転じて、政治・社会運動などで、主要な敵とそれに対応すべき味方との配置を定めることをいう。
★活性(かっせい): 物質のある機能が活発であること。反応性が高いこと。ある種の変化または効果をもたらす能力をもつこと。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
動物にはいろいろな生存戦略があります。
自分が興味ある動物を1つ選び、どのような生存戦略をとっているのかを調べてみよう。
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