こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
https://youtube.com/live/RKRKMh-eYT4?feature=share
囲碁の仲邑菫(すみれ)さんが史上最年少の13歳でタイトルを獲得しました。
中学生がタイトルを手にするのは初めてのことで、これまでの記録を2歳ほど更新しました。
仲邑菫さんは父はプロ、母はアマ6段という囲碁一家に生まれました。
3歳でルールを覚えると、両親の囲碁教室で遊びながらメキメキと実力をつけていきます。
幼稚園の時には全国で優勝。
7歳からは韓国で最強道場と呼ばれているハンジョンジン囲碁道場に修行に出向き、プロを目指す同世代と切磋琢磨します。
その後、将来有望な小学生のために新設された英才枠により10歳でプロ入りします。
なぜ、仲邑菫さんは10歳という若さでプロになれたのでしょうか?
背景には、世界で勝てなくなってしまった日本の事情があります。
20年前まで、日本は世界で常に勝つ囲碁の強豪国でした。
しかし、韓国や中国で囲碁ブームが起きると日本は次第に勝てなくなっていきます。
ナショナルチームを結成するも結果が出ません。
そこで考えたのが才能ある子どもの英才教育です。
日本棋院の小林理事長は、いずれ世界で戦うのであれば、できるだけ早くプロになるのが近道であると考えました。
有望で実力がある小学生ならば通常のテストを免除してプロになれる英才枠をつくり、次々と若いプロが誕生しました。
最後に。
なぜ、仲邑菫さんは驚異的なスピードでタイトルを獲得できたのでしょうか?
その秘密はAIの活用にあります。
従来、棋士は自分や先人の対局記録を研究し実力をつけてきました。
しかし、自分の分析であるため正いかどうかは分かりません。
それに対して、AIは異なります。
この場面でこう打ったら勝率は○○パーセントと教えてくれます。
仲邑菫さんのロケット成長の背景にはAIの積極的活用があったのです。
【2023/2/7 日経新聞】
囲碁の仲邑菫(なかむら・すみれ)三段が女流棋聖戦三番勝負第3局に勝ち、13歳11カ月でタイトルを獲得して最年少記録を塗り替えた。
「英才特別採用」で2019年に史上最年少の10歳でプロ入りして4年足らずでのタイトル初獲得。中学生でのタイトルは囲碁界初で、今後は女流棋戦だけでなく男女混合の一般棋戦や世界戦での活躍にも期待がかかる。
「自分の打った碁を人工知能(AI)で調べていると、以前よりも精度が上がっている。日々の努力が結果につながったのだと思う」。実戦経験に加えてAIを活用した研究を重ね、大舞台に動じない精神面の強さを身につけた。
「今後は世界戦で戦える棋士になりたい」と語る。今後どこまで飛躍できるかが注目される。
【語句の意味】
★棋聖(きせい): 囲碁・将棋などで、技量の特にすぐれた人。
★棋士(きし):囲碁または将棋を職業とする人。
★飛躍(ひやく):急速に進歩すること。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
10歳でプロ入りした仲邑菫さんは囲碁の世界でトップを極めました。
あなたは何の世界でトップをとりたいですか?
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