こんにちは、藤野雄太です。
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魚を川に放流したら、逆に魚の数が減ってしまったという不思議な現象が起きています。
国は減った魚の数を増やすために放流を積極的に行っていますが、なぜ逆効果になっているのでしょうか?
【2023/2/26 日経新聞】
放流したら、逆に魚はいなくなる――。驚きの分析結果をまとめた論文に波紋が広がっている。生態系のバランスが崩れ、かえって魚の数や種類を減らしてしまうという。国は放流を推進するが、科学は別の現実を突きつける。
1999年から2019年に北海道の31河川で魚の種類や生息数などを調べたデータを使った。サクラマスは1河川あたり最大で年24万匹ほどの稚魚を放流している。データでは、放流が大規模な河川ほど魚の数が少なかった。サクラマスに加え、他の種類も減っていた。なぜ逆効果になるのか。有力なシナリオは、エサやすみかが足りなくなった可能性だ。
放流で一時的に数が増えた魚は河川を独占する。他の種類の魚はエサにありつけず、すみかを追われる。過剰に放流されると、同種同士でも争いが起きる。エサやすみかを奪い合った結果、河川にすむ魚が共倒れする。「放流は過剰だった。今後は適切な方法を検討すべきだ」。
国は「効果のある魚種に重点化を進めている」(水産庁)という。放流が人間のおごりの象徴となるのか、自然への恩返しとなるのか。誰もが自然の恵みを増やしたいと願っている。
【語句の意味】
★放流(ほうりゅう):魚をふやし、育てるために、稚魚を川や池にはなすこと。
★過剰(かじょう):ありすぎること。
(小学館例解学習国語辞典)
★エビデンス:証拠。特に、治療法の効果などについての根拠。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
国は放流を推進しますが逆に生態系のバランスを壊し魚の数や種類を減らしています。魚の数や種類を減らさない新しい放流方法を考えてみよう。
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