こんにちは、藤野雄太です。
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昨年10月、河野太郎デジタル大臣が自身にそっくりのアンドロイドと一緒に記者会見場に登場しました。
現役の大臣がアンドロイドになるのは初めてのことです。今後はアンドロイドが大臣の代わりに公務をこなす日が来るかもしれません。
医療の世界でも私と私以外の境界が揺らいでいます。再生医療の進歩により自分の体の半分以上を置き換えることが可能になろうとしています。
体の半分以上を置き換えた私は本人といえるのでしょうか?
今日は「私とは何か」をテーマに探究します。
【2023/1/8 日経新聞】
本人にそっくりな人造人間(アンドロイド)や仮想空間の分身(アバター)、傷んだ体を再生する医療技術が現れ、「私」の定義が揺らいでいる。
冷凍した体を復活させたり意識だけを電脳(サイバー)空間に移したりする構想も現実味を増す。現代は生まれつきの私と別人との境界が曖昧になりつつある。それでも私は私のままなのだろうか。
2022年10月末、東京都内の記者会見場にスーツ姿の2人が並んだ。一方は本人だが、他方は大阪大学などが作ったアンドロイドだ。
モデルになった河野太郎デジタル相は分身を満足げに眺め「予算委員会で代わりに座ってもらってもいいかと思う。」と話した。河野氏のアンドロイドは本人のほか、指示を受けた他人が操作する想定だ。
医療の進歩で自分の体とそれ以外の境界も揺らぐ。様々な組織に育つiPS細胞は脳や心臓など重量換算で全身の半分以上を置き換える可能性を秘める。
東京大学の渡辺正峰准教授は、体は無くとも意識があればそれが本人だとの立場をとる。
意識をサイバー空間に保管する臨床試験を40年代半ばまでに実施したいという。脳に差し込んだセンサーで神経細胞の電気信号を捉え、サイバー空間で脳の神経網を再現する。ネズミで実験を始めた。現在の3分の1までセンサーが小型化すれば実現できるとみている。
今でいう死によって肉体は失われても、本人の象徴である意識はサイバー空間に残る。
【語句の意味】
★意識(いしき):まわりの物ごとがはっきりとわかる心のはたらき。
★仮想(かそう):もしかりにそうなったら、と想像すること。
★象徴(しょうちょう):考えや気持ちなど形のないものを、色や形などにたとえて表すこと。
(小学館例解学習国語辞典)
【探究テーマ】
「私」の定義を考えてみよう。
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