こんにちは、藤野雄太です。
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日本では長年、お医者さんが足りないと言われてきました。
しかし、実際には医師の数は増え続けています。
人口10万人あたりの医師の数は40年前に2倍です。
それなのに、なぜ医師の数が足りないと言われているのでしょうか。
背景には「2つの偏り」があります。
今日は「医師不足」をテーマに探究します。
【2023/9/5日経新聞】
病院での診察は「3分診療」といわれるほど短いのに、働く医師はいつも忙しそうだ。「医師が足りないから」というのは本当だろうか。実は医師数はずっと増え続け、ほぼ先進国並みになった。適材適所に配置するガバナンス(統治)を欠いたまま、勤務地や診療科の偏りを解消できずにいる。
2020年末時点で医療施設で働く医師数は32万3700人。10年前から約4万人増えた。人口10万人あたりでみると約40年前の2倍だ。経済協力開発機構(OECD)の加盟国とほぼ肩を並べた。
それでも医師不足が叫ばれる。増えた医師の勤務地が偏っているからだ。都市部と入院ベッド(病床)が多い西日本に医師が集まり、最多の徳島県と最少の埼玉県では2倍近い差がある。
ここ10年では東京23区内で美容外科、皮膚科、精神科の診療所が急増している。これらの科は入院患者や急患に対応する勤務医や在宅患者を担当する訪問診療医に比べ労働時間が短い。価格を自由に決められる自由診療を手掛ければ、利益を大きくしやすい。
医師免許があれば好きな場所に開業でき、掲げる診療科も原則自由だ。これが偏りを生む主因になっている。医師養成や保険診療には税金を投入している。職業の選択は自由だとしても、一定の制限を設けない限り、偏りはなかなか解消しない。
【語句と意味】
★統治(とうち):支配者が国や人びとをおさめること。
★病床(びょうしょう): 病人のねどこ。
★適材適所(てきざいてきしょ): 才能や力に合った役目や仕事をその人に受け持たせること。
*新レインボー小学国語辞典
【探究テーマ】
医師の勤務地や診療科の偏りを解決する方法を考えてみよう。
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