こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
https://youtube.com/live/lsOttlzU4a4?feature=share
アメリカのハーバード大学は、ブタの腎臓をサルに移植する「異種移植」を行い、2年間生存させることに成功しました。
将来的にはヒトに移植して、ドナー不足の解消につながることが期待されています。
一方、人間の都合で動物の生き方を支配することは許されるのかという倫理的な問題もあります。
今日は異種移植をテーマに探究します。
【2023/10/27日経新聞】
米ハーバード大学などはブタの腎臓をサルに移植し最長で2年間生存させることに成功した。今後、ヒトに移植する臨床試験(治験)で効果が確かめられれば、深刻なドナー(提供者)不足の緩和につながる可能性がある。患者の負担が大きい透析に代わる新たな治療法になりうる。
腎臓には血液から老廃物をこし取って尿をつくる働きがある。加齢や高血圧、糖尿病などで腎機能が落ちると、人工的なフィルターで老廃物や水分を取り除く透析が必要になる。
一般的な血液透析では、週3回ほど通院し1回3〜5時間かけて透析する。日常生活で取れる水分量などが制限される上、透析中は血中の水分量が大きく変化し体に負担がかかる。
透析以外の治療法では脳死や心停止した人からの腎臓移植がある。ただ、ドナーが不足しており、国内で腎臓病の患者が希望者リストに登録されてから移植を受けるまでに約15年かかる。
こうした治療に代わる可能性があるのが、動物の臓器をヒトに移植する「異種移植」だ。ドナー不足に対応でき、患者は移植により透析を避けられると期待される。ブタは人と臓器の大きさが似ており、ドナーに最適な動物と考えられている。
【語句と意味】
★移植(いしょく): ひふや内臓(ないぞう)など、体(からだ)のいちぶを切(き)りとって、それをほかにうつすこと。
★緩和(かんわ): <きびしさやはげしさを>ゆるめやわらげること。
★ドナー: 臓器(ぞうき)や体(からだ)の組織(そしき)を提供(ていきょう)する人。
*学研新レインボー小学国語辞典
【探究テーマ】
ブタは大量に飼育できるため、ブタの腎臓をヒトに移植できるようになればドナー不足の緩和につながります。一方で動物の幸せを尊重するアニマルウェルフェア(動物福祉)の観点からは、人間が他の動物の運命を支配することは倫理的に許されないという意見もあります。
あなたは、ブタの腎臓をヒトに移植することに賛成・反対どちらですか?その理由も書きましょう。
_______________________________
日本一、子どものやる気に火をつける塾・スイングアカデミー
【無料相談・体験授業のご案内】
(オンライン対応、全国で受講できます!)
お子様の勉強の意欲、成績、進路などでお悩みではありませんか?
まずは、お気軽に無料相談にお申込みください。
スイングアカデミー、MM学童は知的好奇心を高める授業で、
お子様の勉強の意欲を引き出し、思考力・判断力・表現力を育てます。
(対象:小1から高3)
<体験・入会までの流れ>
下のフォームから問合→無料相談面談→体験授業
スイングアカデミー・MM学童への
体験・お問合せはこちら!
↓
最近の投稿