こんにちは、藤野です。
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コブラやハブなどの毒蛇を退治するマングースが、生息域の沖縄や鹿児島で根絶目前になっています。
かつて沖縄ではマングースとハブの決闘は大人気の観光名物でした。
なぜ今、正義のヒーローとしてもてはやされたマングースが消え去ろうとしているのでしょうか?
【2024/2/15 読売新聞】
マングースの分布域は元々、中東から東南アジアだった。日本に生息していなかったが、1910年(明治43年)4月、インドから沖縄に持ち込まれると、住民らはハブとの戦いを見物しようと押し寄せ、地元各紙は連日のように、マングースの様子を報じた。
フィーバーの背景には、当時、住民たちが畑のサトウキビを食い荒らすネズミや、かまれると毒で死に至るハブの被害に悩まされていたことがある。
72年に沖縄が本土復帰し、多くの観光客が訪れるようになると、ハブとマングースの決闘ショーも人気になった。
90年代に入ると、野生のマングースは北部の山原地域に達した。この地域には、飛べない鳥・ヤンバルクイナなど、独自の進化を遂げた希少な生き物たちが多く生息している。外敵に無防備なため、すばしっこくて何でも食べるマングースの格好の餌食となった。さらにマングースは昼行性で、夜行性のハブをめったに襲わないこともわかった。79年に放たれた奄美大島でも国特別天然記念物のアマミノクロウサギが激減したため、マングースは一転、害獣とされた。
生態系を取り戻す活動の裏で、新たな問題も浮上している。決闘ショーのために中国や台湾から輸入したタイワンハブが増加の一途をたどっているのだ。タイワンハブは在来種のハブに比べて小ぶりだが、毒性や攻撃性は上回る。環境省沖縄奄美自然環境事務所の小野宏治・生物多様性保全企画官は「マングースに代わる新たな脅威になりかねない」と危機感をあらわにする。生態系を壊すのは、人間の身勝手な行動では――。マングースは私たちにそんなことを教えてくれているのかもしれない。
【語句と意味】
★分布(ぶんぷ): わかれて、あちらこちらにあること。
★希少(きしょう): とてもめずらしく、数(かず)がすくないこと。
★生態系(せいたいけい): 自然界(しぜんかい)のなかで、生物(せいぶつ)どおしがたがいに関係(かんけい)しあうようすと、それをとりまく全環境(ぜんかんきょう)とのかかわりあうすがた。
*学研小学国語辞典、例解新国語辞典
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