こんにちは、藤野雄太です。
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2月3日の節分に、鬼を追い払う豆まきをした人は多いのではないでしょうか。
鬼は7世紀に中国から伝わってきた概念です。
昔の日本では、鬼は人を襲い、病気をもたらすものと考えられていました。
その後、時代と共に鬼の概念は変わっていきます。
今日は鬼をテーマに探究します。
【2024/2/4 朝日中高生新聞】
平安時代のもののけなどを研究する、二松学舎大学教授の小山聡子さん(日本中世宗教史)は、古代は「鬼にであうと、人は病気になると信じられた」といいます。
鬼のルーツは中国にあります。中国では古代から「鬼」は死んだ人の霊をさし、子孫にきちんと弔われなかった霊が人を病気にするといった、悪さをすると考えられました。
この概念が日本にも伝わり基礎になりますが、少し違う解釈になります。日本では、南には「羅刹国」とい鬼の住む国があると信じられていました。
海の向こうから来る鬼は人を襲ったり、病気をもたらしたりすると考えました。
鬼が持つ袋には槌が入っていて、鬼の槌でたたかれると頭痛になるとされました。
「病気の原因はわからないと不安です。鬼にたたかれていると思えば、鬼に対処をすればいいんだということになりますよね。理由を特定することが大事だったのでしょう」と小山さんはいいます。
宮中では大みそかに、「追儺」という鬼を追い払う行事をしていました。
節分の原型となった行事の一つです。
中国の大儺という行事が元で、大儺は黄金で四つ目の仮面をかぶった「方相氏」が舞を踊って鬼を追い払いました。
日本の追儺では方相氏が追い払われる側になり、大声をあげて宮中を走りまわる方相氏の後ろを追いかけて、鬼を国外に追い出しました。
【語句と意味】
★弔う(とむらう): 人(ひと)の死(し)をかなしみ、おしむ。くやみをいう。
★概念(がいねん): ものごとについての、かんがえかた。また、言葉(ことば)があらわしている意味(いみ)。
★対処(たいしょ): もんだいてんなどにあわせて、それにふさわしいようにおこなうこと。
*学研小学国語辞典、例解新国語辞典
【探究テーマ】
あなたがイメージする鬼を絵で書いてみよう。
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