こんにちは、藤野雄太です。
国の経済活動の大きさを金額で表したものをGDPといいます。
Gross Domestic Productの略です。
長い間、日本はアメリカに次ぐ世界2位でした。
しかし、今は中国とドイツに抜かれ4位に転落してしまいました。
なぜ、日本は4位になってしまったのでしょうか?
【2024/2/16 朝日新聞】
Q GDP(ジーディーピー)とは?
A 「Gross Domestic Product」の略称(りゃくしょう)で、国の経済活動の大きさを金額で表した指標だ。国内で新たに生み出された商品やサービスの「付加価値」を積み上げて計算する。
Q 付加価値って?
A 簡単にいえば「もうけ」のこと。たとえば、たい焼きを1個200円で売ったとする。生地やあんの仕入れに150円かかったとして、差額の50円がもうけだ。原料の仕入れ元も、小麦粉や小豆、砂糖の支払いを除いた分がもうけになる。さらに農家が商社に売った小豆代……というように、各段階のもうけを足してゆくと、経済活動の大きさが割り出せるというわけだ。
Q すべて合計すると200円になるのでは?
A 小麦粉や砂糖は大半が海外産だ。輸入額が50円なら、それを差し引いた150円が「国内で新たに生み出された付加価値」になる。たい焼きをたくさんつくるために鉄板を買い足したら、設備投資という形で付加価値が増える。内閣府が様々な統計をもとに金額を導き出している。
Q 日本の現状は?
A 物価の影響(えいきょう)をふくめた名目GDPでは4位に転落した。1968年に経済規模で西ドイツ(当時)を抜(ぬ)き、米国に次ぐ世界2位の経済大国になった。その後、人口の多い中国が高成長を達し、2010年に抜かれて3位になった。
【語句と意味】
★付加価値(ふかかち): なにか付属要素(ふぞくようそ)をつけくわえて、利用価値(りようかち)をおおきくすること。つけくわえた価値(かち)。
★経済(けいざい): ものをつくる、うる、利用(りよう)するといった、社会(しゃかい)の基本(きほん)となる活動(かつどう)。
★指標(しひょう):ものごとの状態(じょうたい)を知(し)る目印(めじるし)になるもの。
*学研小学国語辞典、例解新国語辞典
【探究テーマ】
今の世の中には存在しない付加価値がある商品を考えてみよう。
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