こんにちは、藤野雄太です。
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新学期を迎え、みなさんは始業式や入学式で校歌を歌うのではないでしょうか。
今では学校に校歌があるのは普通のことですが、昔はありませんでした。
校歌は、いつ、どんな目的で生まれたのでしょうか?
今日は校歌をテーマに探究します。
【2024/4/1 日経新聞】
4月1日を迎え、学生らはこれから入学式や始業式で校歌を歌う機会が増える。校歌だけはいくつになっても思い出して歌えるという人も多いだろう。各学校に校歌ができたのはいつなのだろうか。
明治時代以前は各地に民謡や童歌はあったが、人々が集まって歌うという文化はほとんど無かった。明治時代に政府が西洋化を進めるにあたって、西洋の国家に対する考え方を知ってもらい、自国への愛国心を持ってもらうための手段の1つとして歌に目を付けた。
東京大学名誉教授で音楽文化史に詳しい渡辺裕氏は「フランス革命でも共同体に所属する人が一体感を高めるために歌を用いた」と話す。教育を通じ愛国心を根付かせるために学校で歌を歌うことが推し進められた。
1891年(明治24年)6月に現在の祝日にあたる「祝日大祭日」に小学校の生徒や教員が集まり式典を開くという訓令が文部省によって定められた。式典で歌を歌うことも求められ、歌を用意する必要が生じた。同年10月には式典で歌う歌に関して、事前に文部省の許可を得るよう定められた。
許可制度は戦後まで続いた。校歌を作成して学校の式典などで歌う場合には作詞や作曲をした人の名前、歌詞、楽譜などを添えて文部省へ提出した。
当時はまだ作詞や作曲ができる人が少なく、この年に認可されたのはこの1曲のみだった。
固有の校歌を持たない学校の多くは唱歌集に記載されている歌などを歌っていた。
【語句と意味】
★文化(ぶんか) : 学問(がくもん)や芸術(げいじゅつ)など、人間(にんげん)のこころのはたらきによって、つくりだされたもの。
★西洋(せいよう): ヨーロッパやアメリカの国々(くにぐに)。
★愛国(あいこく):じぶんのくにを大切(たいせつ)におもうこと。
*例解新国語辞典(一部改編)
【探究テーマ】
自分の学校の校歌の歴史について調べてみよう。
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