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2024年6月11日

【探究授業】:なぜデパートがなくなっているの? 〜経済〜 vol.770

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら!

https://youtube.com/live/_GTKUosQaZw?feature=share

 

デパートが運命の分かれ道に立っています。

売上高はピーク時の1991年は9.7兆円でしたが、2023年は5.4兆円に減少(45%減)。

小売業界での地位が年々低下しています。

なぜ、デパートは苦戦しているのでしょうか?

2024/6/11 日経新聞】

百貨店は時代の流れと消費者のニーズに対応して商品構成を大きく変えてきた。中でも主力商材だった衣料品の縮小が目立つ。1990年代のバブル崩壊からデフレ経済になり、消費者の低価格志向が鮮明になると市場規模の縮小を余儀なくされた。所得が伸びない中で購買力が落ち、エレガントな洋服への渇望が消えた。

半面、シェアを大きく伸ばしているのが、富裕層やインバウンドが主なターゲットの宝飾品、美術品や化粧品などを含む「雑貨」だ。91年のシェア13.8%から2023年には20.1%となった。

百貨店は「小売業の雄」と呼ばれていたことがある。高額品を扱い、消費市場に占める百貨店の割合がスーパーなどに比べて長年にわたって高かったからだ。だが、スーパーやコンビニエンスストアなど戦後に誕生した新興小売業にその座を奪われた。21世紀になってからはアマゾンに代表されるネット通販(Eコマース・EC)の台頭もあり小売業界での地位は低下している。

1億総中流の舞台として君臨した百貨店。

主要顧客だった大衆の購買力が細ってしまったが、最近は大きな網で市場を捕っていくのではなく、個々のニーズに対応した商売に軸足を移しつつある。

そこで注目を集めているのは個人外商という富裕層を対象としたビジネスだ。

コロナ禍で店頭売り上げが急減した中でも、自宅まで商品を届ける外商の売上高が落ちなかったことから各社とも外商強化を打ち出している。

【語句と意味】

★構成(こうせい) :いくつかの要素(ようそ)をくみたてて、ひとつのまとまったものをつくること。そのつくられかた。

★デフレ: 物価(ぶっか)がさがり、商品(しょうひん)のうれゆきが悪(わる)くなった状態(じょうたい)。景気(けいき)は、わるくなる。

★小売(こうり): あるていど、まとめて仕入(しい)れた品物(しなもの)を、一般(いっぱん)の客(きゃく)に売()って利益(りえき)をえること。

*例解新国語辞典(一部改編)、学研新レインボー小学国語辞典(一部改編)

【探究テーマ】

あなたがデパートの経営者だとしたら、どのような戦略をとりますか?

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