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2024年8月6日

知的好奇心に火をつける探究授業:日本最古の「肝試し」は、あの絶対権力者 〜歴史〜 vol.806

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら!

https://youtube.com/live/4HPGlrWGUP8?feature=share

 

 

夏に楽しまれているものといえば、スイカ割り、お祭り、肝試しを思い浮かべるのではないでしょうか。

なかでも肝試しは日本で古くから行われています。

書物で確認できる日本最古の肝試しは、

平安時代の絶対権力者・藤原道長であることが、

歴史物語「大鏡」から分かります。

今日は肝試しの歴史をテーマに探究します。

202485日 日経新聞】

夏場に学校や地域の行事などとして楽しまれている「肝試し」。日本の書物に残るエピソードで確認できた最も古い例は、藤原道長の栄華を記した平安時代後期の歴史物語「大鏡」にあった。

「いづくなりともまかりなむ(どこへでも参りましょう)」。不気味な気配のする真夜中、花山天皇から内裏のひとけの無い建物に行くよう藤原道隆、道兼、道長の3兄弟が命じられた際の道長のセリフだ。

怖さのあまり達成できなかった道隆、道兼とは対照的に、道長は平然とやってのけた。物語中ではこのことから「若い頃から強い胆力を持っていた」と評価されている。

当時の人々は鬼や化け物を見たことはなくてもリアルな存在だと考えており、平然と立ち向かった人物は豪胆さがあると受け止めていたようだ。

戦国時代ごろの武士は怪談話を語り合う「百物語」という会を開き「互いに意地を張り合い、他人からなめられないようにしていた」(飯倉氏)。現代のような娯楽ではなく、真剣な度胸試しとして催されていたという。

現代のように、怖がることを娯楽として楽しむようになったのはいつからなのか。妖怪やお化け屋敷などに詳しい兵庫県立歴史博物館(兵庫県姫路市)の香川雅信・学芸課長を訪ねた。香川氏によると化け物が草紙や絵巻に頻繁に描かれるようになるのは江戸時代の1700年代になってから。「人は本当に恐ろしいと思っているものは描かず、絵になった時点で娯楽になっている」とみる。

【語句と意味】

★胆力(たんりょく): たやすく、おどろいたり、おそれたりしない、つよい精神力(せいしんりょく)

★娯楽(ごらく): 勉強(べんきょう)や仕事(しごと)ではなく、たのしみをあたえてくれるもの。

★怪談(かいだん):ゆうれいやばけものがでてくる、きいて、ぞっとするおはなし。

【例解新国語辞典・学研小学国語辞典 一部改編】

【探究テーマ】

肝試しの歴史について調べてみよう。

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