こんにちは、藤野雄太です。
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【2024年10月21日 日経新聞】
かつては商店街や駅前など街の至るところにあった書店。
足元では1日1店以上のペースで街から消え、20年前と比べて書店数は半減した。
人口が1億人を切る2050年代には現在から7割減の約3000店まで減る可能性もある。
近所に書店がないため、本の購入が難しい「読書難民」が全国で増えかねない。
デジタル化の進展などでECで本を購入するのは当たり前となり、電子書籍の市場は8年で4倍に拡大。図書館も増加傾向にある。
出版文化産業振興財団(東京・千代田)によると、書店が1店もない「書店ゼロ」自治体は約28%に達する。
文化発信の役割を書店に期待する声は少なくない。
近隣に書店がなく本と出合う機会を失う「読書難民」が増えれば、地域社会の文化的な豊かさは損なわれかねない。
国も支援に乗り出すなか、書店自身の覚悟が問われている。
【語句の意味】
★難民(なんみん): 戦争(せんそう)や災害(さいがい)、迫害(はくがい)などの理由(りゆう)で、自分(じぶん)が住(す)んでいる国(くに)や地域(ちいき)にいられなくなり、ほかの国(くに)や場所(ばしょ)に逃(に)げなければならなくなった人(ひと)。
★進展(しんてん): 物(もの)ごとが前(まえ)にすすんで、今(いま)までよりも良(よ)くなったり、変(か)わったりすること。
★近隣(きんりん): 自分(じぶん)の家(いえ)の近(ちか)くにある場所(ばしょ)や人(ひと)。
【探究テーマ】
書店が減ると、地域の文化的な豊かさが損なわれる可能性があります。書店を増やす方法について考えてみよう!
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