こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

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先週火曜日の探究授業では、2024年衆議院選挙を取り上げました。

今日は、各政党が掲げる『子育て・教育』に関する公約をテーマに探究していきます！

現在、子育てや教育にはどのような社会課題があるのでしょうか？

【子育て・教育の主な社会課題】

・少子化
育児費用や仕事との両立が難しく、子どもを産む家庭が減少しているため、将来の労働力や経済が心配されています。

・教育格差
家庭の経済状況や地域によって、子どもが受けられる教育の質に大きな差が生じています。

・子どもの貧困
必要な食事や学習環境が不足している子どもが増え、学力や健康への悪影響が懸念されています。

・教員の労働環境
教員が長時間労働や過剰な業務でストレスを抱え、教育の質や教員のメンタルヘルスに悪影響が出ています。

・ICT教育の格差
デジタル技術を使った教育の進展に伴い、地域や学校によってICT環境に大きな差が生じています。

【各政党の公約】

自民党

・こども支援に3兆6000億円を使い、支援を強化。

・児童手当を増やし、大学の学費負担を軽減。

・高校の授業料以外も支援し、無償化を拡大。

立憲民主党

・公立小中学校の給食を無料にする。

・国公立大学を無料化し、私立の授業料も引き下げ。

・18歳まで月1万5千円の児童手当を支給。

・先生の労働環境改善と少人数学級を推進。

維新

・幼稚園から高校までの教育を無償化。

・大学や大学院も含め、全教育を無償化。

公明党

・出産費用を無料に。

・テレワークなど柔軟な働き方を推進。

・2030年代に大学無償化、高校も全て無償化へ。

共産党

・児童手当を増やし、子どもの貧困を減らす。

・高校卒業までの医療費を無料にする。

・大学の授業料を半額にし、入学金を廃止。

・奨学金の返済を半額に減らし、給付型を拡充。

【語句の意味】

★少子化(しょうしか)： あかちゃんが生(う)まれる数(かず)が少(すく)なくなって、こどもの数(かず)が減(へ)ること

★待機(たいき)： 必要な時が来るまで、準備をして待つこと

★貧困(ひんこん)： お金や物が足りなくて、必要なものを十分に手に入れられない状態

【探究テーマ】

６個の主な社会課題の中から1つを選び、その対策を考えてみよう。