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こんにちは、藤野雄太です。
藤野は「才能教育家」という肩書きで、
『すごい学習メソッド』という本を執筆しました。
『勉強しなさいと言わずに成績が上がる! すごい学習メソッド』
https://www.amazon.co.jp/dp/4522434979
私は才能教育の専門家なのですが、
子どもの才能を発掘する際に重視することが2つあります。
それは、「言われなくてもかってにやっている行動」と「遺伝」です。
1つ目の「言われなくてもかってにやっている行動」とは、
要は子どもが何が好きなのかを知るための質問です。
好きなことは記憶をつかさどる海馬が刺激されるため記憶に残り、さらに中毒性が高いため上達が早いです。
もし、あなたが「わが子には、才能なんてないかも」と思ってしまった時は、
子どもの「言われなくても、かってにやっていること」を書き出してみてください。
これが才能発掘の大きなヒントとなります。
2つ目は「遺伝」。
一般的に知能の遺伝率は55%、45%は環境の影響と言われています。
『進化と人間行動』(長谷川寿一、長谷川眞理子・著)によると、
身長、体重などの遺伝率は、身長が86%、体重が80%、8割から9割と極めて高い数値です。
親と子どもは似た体型になるものです。
知能の遺伝率は55%ですが、学校の勉強に関しては、
国語40%
算数40%
社会34%
理科38%
と、だいたい4割くらいです。
加えて、「家庭環境」が3割、「個人的な体験の影響」が3割。
私たち指導者は、子どもの遺伝率の4割を変えることはできませんので、
環境(3割)と本人の頑張り(3割)に、いかに影響を与えるかが勝負です。
そして、4割もの遺伝要素を有効活用するために、
私は必ず両親の職業や得意なことを子どもに質問します。
私たち大人は、人間は努力すれば、
何でもできるものだと思ってしまいがちですが、実際に人間の能力は極めて限定的です。
できることは限られています。
DNAに逆らうことはできません。
子どもならば、尚更そうです。
何かができるということは、何かができないこと。
子どもに全てにおいて、
平均以上を求めることは、才能科学的には間違った子育てです。
苦手科目を平均以上にすることに、
エネルギーを割いてしまうと、最も大切な才能の芽を摘んでしまいます。
だからこそ、子ども一人ひとりに眠っている才能を、
私たち指導者や親がしっかりと開花させてあげたいものですね。
子どもたちが、将来に幸せな未来を手に入れるためにも。
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