こんにちは、藤野雄太です。
本日の新聞で、
偶然にも立命館アジア太平洋大学学長・出口治明さんと、
元開成校長・柳沢幸雄さんが、
今後の教育は、「オンラインと対面の組み合わせ」になると、
同じことを指摘されていましたので、
ご紹介します。
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「ピア・ラーニング、
つまり学友と共に学ぶ観点も重要だ。
人間はそもそも怠け者だが、
仲間と競いあったり励ましあったりすることで初めて学習できる。
ピリッポス2世は、
子どものアレクサンドロスの講師にアリストテレスを招いた。
その際、マンツーマンではなく
貴族の子弟も集めて一緒に学ばせた。
だから、後に彼らは優れた幕僚となり、
アレクサンドロス大王の東征を支えたのだと僕は思っている。
電気自動車が登場したことで
ガソリンと電気のハイブリッド車が生まれたように、
オンラインと対面を組み合わせることで今後、
より良い学びが生まれると期待している。」
(6/22 日経新聞 ダイバーシティ進化論 出口治明氏)
「今の時代はオンライン学習や教材、
あるいはMOOCSのような
国を超えた大学の公開オンライン教育で、
知識を簡単にえられてしまう。
今後、学校の主な役割は、集団の中でのふるまい、
自分の立ち位置など人間関係の体験を重ねることに重点が移っていくのではないか。
極端に言えば、
今後は知識を伝授する知育はI C T(情報通信技術)に任せる。
学校では、生徒と対面で、
もしくは生徒集団の中でしか行えない教育を軸にする。
<中略>
ICTによる教育と学校での集団教育の融合が、
これからの新しい学校の形になっていくだろう。」
(6/22 読売新聞 柳沢幸雄の教共育考)
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「ピア・ラーニング」とは、
英語のpeer(仲間)とlearning(学習)を組み合わせた、
仲間と共に学ぶ学習です。
スイングアカデミー名物の「5科目100点アップ成績保証制度」は、
2週間で約50時間に及ぶ学習により実現しています。
なぜ、生徒たちは、
2週間毎日長時間勉強をすることができるのか?
それは、アレクサンドロスの教育と同様に、
ピア・ラーニング形式の学習だからです。
スイングアカデミーは一人ひとり異なる課題を与えますが、
同じ目標を持った仲間同士を一緒に切磋琢磨させることにより、
子どもの中に眠っている「やる気」と「能力」を引き出しています。
教育の語源educe(引き出す)は、
「与える」ことではありません。
子どもから「引き出す」ことです。
今後はICTを組み合わせることにより、
さらにこの流れが加速するでしょう。
いくらICTが発達し学びがデジタル化したとしても、
人間は人の関係性の中でしか「やる気」を感じないし「成長」もしない。
この本質はアレクサンドロスの時代も今の時代も変わることはありません。
未来に生きる子どもたちに、ベストな教育をつくっていきたいと思います。
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スイングアカデミー 戸部教室・みなとみらい教室
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