こんにちは、藤野雄太です。
親が我が子に望むこと。
それは将来、
「食いっぱぐれないでほしい」
ということではないでしょうか。
では、子どもが将来どのような職業につけば、
お給料を上げることができるのでしょうか?
今日は、そのヒントをお伝えしますね。
子育て保護者に、
ぜひ知っていただきたいバリューが高い最新情報です。
出典は、
『2030年日本の針路』江川昌史、藤井篤之・著 日経BP
です。
本書はALM職業区分に基づき、
2030年の労働力需給を予測しています。
ALMとは米国労働省が運営する、
約1000種類の職務についての求人情報データベースから
各職業に対して求められるスキルを特定し、
職業を「定型的」か「非定型的」か、
「知的作業」か「身体的作業」かなどの観点から
5つに分類したものです。
以下、引用です。
↓
①非定型分析業務
高度な専門知識を持ち、
抽象思考の下に課題を解決する業務。
↓
自然科学研究者、化学技術者、システムコンサルタント など
②非定型相互業務
高度な内容の対人コミュニケーション
を通じて価値創造・提供する業務で、
交渉・管理・助言・などの行為が特に重視される。
↓
学校教員、看護師、営業職従事者、裁判官・検察官・弁護士など
③非定型手仕事業務
それほど高度な専門知識を要しないが、
定型的ではなく、状況に応じて
個別に柔軟な対応が求められる身体的作業。
↓
医療・福祉施設職員、訪問介護従事者、理容・美容師など
④定型認識業務
あらかじめ定められた基準の
正確な達成が求められる事務的作業。
↓
総合事務員、受付・案内事務員、電話対応事務員、会計事務従事者など
⑤定型手仕事業務
手作業あるいは機械を操縦しての
規則的・反復的な生産作業。
↓
農耕従事者、自動車組み立て従事者、金属製品検査従事者、配達員、ビル清掃員など
この区分に基づき、
2030年までの労働力需給をシミレーションしたところ、
2030年には定型業務が780万人の供給過多となる。
その一方で、
非定型業務は470万人の供給不足になると見込まれる。
5つの職業区分の中でも、
特にこれまでホワイトカラーの多くを占め、
正確性が重要視され一定の賃金が保証されてきた
「定型認識業務」の需要の減少が著しい。
↑
以上、引用ここまでです。
まとめると、
今後のAI社会では賃金格差の二極化が激しく進み、
給料が上がる仕事は、
非定型業務の3つのみということです。
注目すべきは、
日本の教育がこの変化に全く対応できていないことです。
いまだに、決まりきったことを正確にこなす能力を育てる、
「定型業務養成カリキュラム」となっています。
どこを切っても同じキンタロー飴人材を育成しています。
これは、工場で大量生産する19世紀の教育モデルです。
教育では、
定型的学力(答えがある問題を解く力)だけではなく、
非定型的学力(答えがない問題を解く力)も育てなければ、
子どもに未来はありません。
経済は、テクノロジー系人材や、
何らかの分野に特化した人材が欲しいのですが、
その供給が圧倒的に不足しています。
スイングアカデミーが探究授業に力を入れているのは、
そのためです。
もちろん、仕事で大切なのは、
「給料」より「やりがい」だと思います。
ただ、藤野は欲張りなので、
子どもたちには両方を手に入れてもらいたいと願っています。
次世代教育では子どもの未来を考えた、
「戦略的学習」が必要です。
将来食いっぱぐれない子どもを育てるためにも、
参考にしてみてください。
お子様に将来食いっぱぐれない勉強をさせたい方は、
ぜひスイングアカデミーの体験授業にお申込ください!
お問合せはこちら!
https://swing-jyuku.jp/taiken/
_____________________
<体験受付中>
スイングアカデミーでは、
教室授業・オンライン授業ともに体験生を受付中です。
対象:小1〜高3
・個別指導コース
・探究授業コース
・MM学童コース
お問合せはこちら!
https://swing-jyuku.jp/taiken/
日本全国、海外の生徒もスイングアカデミーのオンライン授業を受講しています。