こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
大学入学共通テストで、
テスト中に鼻を出してマスクをしていた受験生が失格となりました。
理由は、試験監督がマスクを鼻まで覆うように注意しても従わなかったからです。
大学入試センターは、
「正しくマスクをしてください」
と書いた文書をHPに掲載していました。
一方、従わなかった受験生は、
「これが自分の正しいマスクの着用である」
と主張しました。
お互いに「正しい」と言っていますが、
どちらが「正しい」のでしょうか?
そもそも、「正しい」とは何でしょうか?
このような問題は、今に始まったことではなく、
ヨーロッパ近代哲学の主なテーマでした。
哲学者たちは、
哲学の難問「主観と客観の一致」をどのように考えてきたのか。
今日探究授業は、
カント、スピノザ、ヘーゲル、フッサールの「正しさ」の概念を紹介し、
「正しい」を哲学します!