こんにちは、藤野雄太です。
本日の授業動画はこちら!
なぜ、人間はコンセントにつながっているわけではないのに、
常に体温を36度前後に保つことができるのでしょうか?
昨日の探究授業で話しましたが、
動物は恒温動物と変温動物の2種類に分類できます。
「恒温動物」:まわりの温度が変化しても常に体温が一定の動物。鳥類、哺乳類など。
「変温動物」:まわりの温度の変化により体温が変わる動物。魚類、爬虫類など。
恒温動物がコンセントにつながっているわけではないのに体温を一定に保つことができるのは、食べ物からエネルギーを消費して体の中で代謝熱を生み出しているからです。
代謝とは、体内でおこる化学反応のことです。
それに対して変温動物は太陽など外部から熱を取り入れます。
したがって十分な熱エネルギーを確保することが難しいため寒いところでは生きることができません。
では、なぜ人間は冷暖房のようにリモコンがあるわけではないのに、
常に体温を36度前後に保つことができるのでしょうか?
実は、人間の体内にはリモコンがあるのです。
もちろん、皆さんが目にするようなリモコンがあるわけではありません。
リモコンの役割をしているものがあるのです。
それは脳内にある「視床下部」という箇所です。
視床下部は常に体温を36度前後に保つために、
体温を上げるか下げるかの指令を体に出しています。
寒いときに体が震えるのは視床下部が体温を上げるよう指令を出しているからです。
逆に熱いときに汗をかくのは、汗で皮膚を濡らすことにより体から熱を逃し体温を下げるためです。
(人間の体は42度以上になると細胞が壊れてしまいます)
ちなみにマラソンなど激しい運動をしたとき、
人間は1000W(60W電球16個分)の代謝熱を捨てなければなりません。
捨てなければ体温が上がり死んでしまうからです。
以上、人間が体温を常に36度に保つことができるメカニズムを説明しました。
熱を生み出したり捨てたり、人間の体はすごいですね。
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