こんにちは、藤野雄太です。
本日の授業動画はこちら!
三重県井いなべ市に最強のトマト「工場」があります。
トマト「農場」ではなく、トマト「工場」です。
自動車部品メーカー大手「デンソー」と浅井農園の共同出資会社、
アグリッドが運営しています。
なぜ、「農場」ではなく「工場」なのでしょうか?
まず、ここで中心となって働いているのは人ではなくロボットです。
ロボットが付属のカメラで赤く熟したトマトのみを選び、
実が傷つかないように収穫をします。
人ではなくロボットなのでミスが起こりません。
ロボットが赤く熟したトマトを識別できるのは、
人工知能(AI)によりトマトの画像を1万枚も学習しているからです。
デンソーは元々自動車部品工場でロボット作りを得意としていて、
今までに大量の部品のデータを分析してきました。
その自動車部品で培ったノウハウを利用して、
トマト収穫ロボットを作っているのです。
ロボットは人と違って疲れません。
夜、寝なくても24時間働き続けることが可能です。
今後は、2022年までにはロボットによる24時間操業を目指しています。
さらに、「農場」ではなく「工場」であることのメリットは、
天候の被害を受けないことです。
近年、気候変動による農作物の被害が増加していますが、
工場であれば室内であるため収穫が天候に左右されることはありません。
そして、トマトを生産するだけではなく、
スーパーなどから入る注文もA Iが予測して豊作貧乏や販売ロスを防ぎます。
今後はこのノウハウをパッケージ化し、
新たに農業に参入する企業に販売する予定だそうです。
まさに生産性を極限まで高めた「最強のトマト工場」。
データ、AIはあらゆる産業を変えています。
ただ、データやAIは万能ではありません。
人間が適切なプログラムやルールを作ることにより初めて機能します。
これからの時代、データやAIを操ることができる能力は必須です。
そのためにも、ぜひ皆さんは、算数や情報の勉強を頑張ってください!
*参考文献
2021/06/17日経新聞、株式会社アグリッドHP
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