こんにちは、藤野雄太です。
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厚生労働省によると日本の子どもは7人に1人が貧困の状態です。
貧困の家庭に生まれた子どもはやる気や能力があっても、一度落ちこぼれてしまうと塾などへ行けないため希望する進路に進むことが難しくなってしまいます。
貧困は不平等を生み出し、その不平等がその子どもへと連鎖していきます。
今日は貧困と不平等について探究します。
【読売KODOMO新聞】
貧困と不平等
21世紀になっても、世界では人口のおよそ1割にあたる7億人が、1日およそ200円以下という貧しい生活を強いられ、飢えや暑さ・寒さに苦しんでいます。
こうした人たちは、満足な医療も受けられず、若くして亡くなることもあります。
また新型コロナウイルスを防ぐワクチンも、豊かな国が先に買ってしまい、そうした人々には十分に行きわたっていません。
「貧しさ」は「不平等」を生むのです。
「日本は豊かだから、自分には関係ないよ」。
そう思う人もいるかもしれません。
でも、いまこの日本でも、貧困と不平等が、じわりじわりと広がっています。
みんなと同じような服を着て、携帯電話を持っている。
だけど、その裏では貧困のせいで、「自分の成長」や「希望する将来」をあきらめなければならない人たちがいます。
飢え死にしそうなほどひもじくても食べ物にありつけず、雨風や暑さ、寒さを防ぐ家もない……。
そんな状態を「絶対的貧困」と呼びます。
この絶対的貧困のような状態は現在の日本ではあまり目にすることはありません。
主に、アジアやアフリカなどの途上国で見られます。
一方で、日本で増加しているのは「相対的貧困」です。
世帯に入ってくる所得が、一般的な世帯の半分未満で、ほかの家庭と同じような生活が送れない状態を指します。
厚生労働省によると、この「相対的貧困」だった子どもの割合「貧困率」は2018年に13.5%。子どもの7人に1人が貧困なのです。
こうした世帯は、十分な食事が取れず、希望したとしても高校や大学に進むことが難しくなっています。
自分のやる気や努力とは関係なく、育った環境によって大きな不平等が生まれているのです。
学習状況と学力にも差が出ました。
同じ調査で、「学校の授業以外でどのように勉強しているか」と聞いたところ、全体のおよそ半分が「塾で勉強する」と答えました。
でも、貧困家庭に限ると、およそ3割しか塾に通っていませんでした。
また、貧困世帯の4人に1人は、学校の授業が「わからないことが多い」や「ほとんどわからない」と回答しました。
【語句の意味】
★貧困(ひんこん): まずしくて生活が苦しいこと。
★相対的(そうたいてき):物事が他との比較において、そうであるさま。
★絶対的(ぜったいてき): 何物とも比較したり置き換えたりできず、また、他からどんな制約もうけないさま。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
子どもの貧困は本人だけでなくその子どもへも続いていくため深刻な社会問題となっています。
子どもの貧困を減らすための解決策を探究してみよう。
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