こんにちは、藤野雄太です。
本日の授業動画はこちら!
https://youtu.be/jOLqrX4c81g
宇宙の果ては、どうなっているのでしょうか?
最近、「宇宙の果て」の近くにある天体が発見されました。
地球からの距離は135億光年も離れています!
(1光年は光が1年に進む距離)
では、その星の先はどうなっているのでしょうか?
今日は宇宙の果てはどうなっているのかを探究します。
【朝日新聞】
「宇宙の果てはどうなっているの?」
のの うん! 広い宇宙を見てみたいな。でも宇宙の果てはどうなってるんだろう。宇宙船でどこまで行っても、果てには着けないのかな?
先生 ついこの間、東京大学の研究チームが「宇宙の果て」の近くに天体を見つけたんだ。これまで観測された最も遠い銀河で、「HD1」と名付けたよ。地球からの距離は、なんと135億光年(こうねん)。
のの むむむ。光年って?
先生 光が1年間に進む距離のこと。光は1秒に30万キロ、地球7周半分の距離を進む。1光年をもし時速250キロの新幹線で進むとすると400万年以上かかるから、途方もないスケールだね。
のの ひょえ~。考えるだけで目が回っちゃう。それにしてもよく見つけたね。
先生 見つけられたのはその星から出発した光が地球に届いたから。光が出発したのは135億年前ということになるね。
たとえばののちゃんが見ている太陽は、いまの太陽じゃなくて8分前の太陽の姿なんだよ。太陽の光が地球に届くのに約8分かかるから。
のの じゃあ、地球から見える範囲だと、138億光年先が宇宙の果てになるのかな?
先生 そうともいえない。138億年前に光が出発した場所は、実は今はもっと遠くにあるんだ。
のの どういうこと?
先生 宇宙は光よりも速いスピードでふくらみ続けている。出発地点はどんどん遠ざかって、今は約470億光年先にあるんだ。だから、観測可能な宇宙の果ては約470億光年ということになるね。
のの へえ。じゃあ、470億光年より遠くはどうなっているの? 宇宙に果てはあるの? ないの?
先生 実は、宇宙がどこまで続いているのかは分かっていないんだよ。有限か無限かは、どちらも可能性があるといわれている。ただし、仮に有限だとしても、はしっこは存在しないと考えられている。地球上で一つの方向にずっと進むと一周してもとの場所に戻るよね。宇宙でも、進み続けるといつかは戻ってくるかもしれないんだ。
【語句の意味】
★光年(こうねん): 光が1年間に進む距離、すなわち約9兆4600億キロメートル。天文学上の単位。
★有限(ゆうげん): 限りがあること。限界を有すること。
★無限(むげん): 限界のないこと。有限性の否定。無際限。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
宇宙の果ては有限、無限どちらなのか探究してみよう。
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