こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
私たち地球上の生命は、どこからやってきたのでしょうか?
最初の生命は地球上から誕生したという説と宇宙からやってきたという説の2つの説が提唱されてきました。
生命が誕生するためには生命の源となるアミノ酸が欠かせません。
アミノ酸は宇宙からやってきたのか、それとも地球上で生まれたのか。
今回、「はやぶさ2」が宇宙から持ち帰ってきた砂の中からアミノ酸が発見されたことにより、
生命の源は宇宙からやってきたという説が有力となりました。
今日は生命誕生の起源を探究します!
【日経新聞 2022/6/7】
探査機「はやぶさ2」が小惑星「りゅうぐう」から持ち帰った試料(サンプル)に、生命の源となる物質のアミノ酸が含まれていることが分かった。
他の天体から採取したサンプルを地球に持ち帰る取り組みは国際的に盛んで、データを合わせて解析すれば、生命誕生の起源や太陽系の成り立ちの解明につながると期待される。
アミノ酸はたんぱく質の材料になる物質だ。生命の活動にはたんぱく質や水が不可欠だが、その材料がどこでつくられたのかは、地球か宇宙かで学説が分かれている。
りゅうぐうのような小惑星には、太陽系が誕生した46億年前の痕跡が残るといわれる。
地球誕生後に溶けてしまい、地上では確認できない物質が残る可能性がある。
「太陽系の化石」とも呼ばれるもので、小惑星など他の天体にアミノ酸があるかが注目されていた。
今回、りゅうぐうのサンプルから検出したことで、地球外の天体にもアミノ酸が存在する可能性が濃厚になった。
過去にも地上に降った隕石(いんせき)から検出したケースはあるが、飛来後に地球でアミノ酸が混ざった可能性が残っていた。
東京大学の宮本英昭教授は「地球外の物質を調べることで、生命がどのように誕生したかの理解が進むだろう」と話す。
複数の小惑星や天体のデータを検証することで、太陽系の成り立ちや生命の起源の解明につながる。
日本は10年に帰還した「初代はやぶさ」で世界で初めて小惑星からのサンプル回収に成功した。
【語句の意味】
★アミノ酸(あみのさん): アミノ基(-NH2)とカルボキシ基(-COOH)とをもつ化合物。
アミノ酸は蛋白質の主要構成成分で、天然には80種以上存在し、うち約20種が蛋白質を構成する。
★たんぱく質(たんぱくしつ): 生物体の構成成分の一つ。
複雑な構造の含窒素有機化合物。基本構造は、鎖状につながった数十個以上のアミノ酸から成る。
酵素をはじめ生命現象に密接な関係をもつ。
動物の重要な栄養素の一つであり、工業的にも重要。
★起源(きげん):物事が起こる根源。物事のおこり。はじまり。もと。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
生命誕生のもととなるアミノ酸は地球から生まれた説、宇宙からやってきた説、どちらだと思いますか。
その理由も考えましょう。
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