こんにちは、藤野雄太です。
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本日、第26回参議院議員選挙が公示されました。7月10日まで各政党による熱い選挙戦がくり広げられます。
選挙で国民から選ばれた人(議員)は、国民の代表として国をどうするかについてのルール(法律)を国会で決めていくことになります。
今日は参院選をテーマに探究します!
【6/20 神奈川新聞 】
国民に選挙で選ばれた代表(議員)が、国の政治をどうするのかを話し合い、ルール(法律)を決めるのが国会です。
衆議院と参議院という二つの組織があり、このうち参議院の議員選挙の投票・開票が7月10日に行われます。
参議院にはどんな役目があるのでしょうか。
参議院は今の憲法のもとで1947年にできました。
衆議院と同じように、国の予算や法律の案を話し合い、決定してきました。
片方の議院での可決だけでは法律は成立せず、原則として両方で可決する必要があります。
参議院議員の数は、今回の選挙で3人増え、248人になります。
3年ごとに半分の人が選挙で選びなおされ、任期は6年です。
衆議院議員の任期は4年ですが、途中で解散することが多く、議員ではいられなくなったりします。
参議院には解散はなく、議員の立場が安定しているのが特長です。
議員が二つある仕組みを二院制と呼びます。
日本の他、アメリカ、イギリス、オーストラリア、タイなどがそうです。
議員が一つ(一院制)の国もあり、中国やスウェーデン、ニュージーランド、トルコなどです。
二院制は一院制に比べ、結論を出すまでに時間がかかりやすいです。
参議院は衆議院での議論のくり返しになりやすいとして、参議院は不要だという声も聞かれます。
でも参議院があることで、より多くの国民の意見が国会に反映されるという見方もできます。
衆議院での議論が不足していた場合に、参議院ではさらにていねいに、多様な意見に気を配って話し合うことも可能です。
参議院議員は任期が長く安定しており、じっくりと課題に取り組めると期待されています。ただ、その期待に十分にこたえていないとの厳しい指摘もあります。
参議院の長所と短所
良いところ
・衆議院だけの場合より、ていねいな議論になりやすい。多くの国民の意見を反映できる
・衆議院に議論が不十分だったときに、もっと多様な意見に気を配って話し合える
・衆議院よりも議員の任期が長く、解散もないので、時間をかけて課題に取り組める
悪いところ
・議院が二つあると、結論を出すのに時間がかかりやすい
・衆議院の議論のくり返しになりやすい
・二つの議院で多数派の政党がちがうと、結論もちがうことがふえ、法律が成立しにくくなる
・一院制よりもお金がかかる
【語句の意味】
★公示(こうじ): 公の機関が広く一般に示すこと。「総選挙の―」
★国会(こっかい):日本国憲法上、国権の最高機関で、かつ、国の唯一の立法機関。衆議院と参議院との両院で構成し、両院は主権者たる全国民を代表する選挙された議員で組織する。
★参議院(さんぎいん):日本国憲法における国会の両院の一つ。国会審議を慎重にする機能を担い、衆議院の解散中に緊急の必要が生じたとき、国会の権能を代行する。権限は衆議院に劣るが、解散制度はない。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
あなたが今回の参院選に立候補するとしたら、どんな政策を国民にアピールしますか?
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