こんにちは、藤野雄太です。
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企業が労働者に支払わなければならない最低限の賃金である「最低賃金」が、物価高をふまえ過去最大の引き上げとなりました。
なぜ、過去最大となったのでしょうか?
今日は最低賃金をテーマに探究します!
【2022/8/2朝日新聞】
Q 最低賃金って何?
A 企業(きぎょう)などの「使用者」が、そこで働く「労働者」に支払(しはら)わないといけない最低限の賃金のことだよ。
1時間あたりいくらかを決めていて、それより少ない賃金しか支払わない使用者には、法律で50万円以下の罰金(ばっきん)が科されることになっているんだ。
Q どんな基準で決められているのかな。
A 労働者が生活するのに必要なお金と、実際にもらっている賃金の額、それと使用者にどれくらい支払う力があるか、という3点をふまえて決めているよ。
Q 今はいくらなの?
A 都道府県ごとに決まっていて、一番高い東京都では1041円、一番低い高知県と沖縄県では820円。大企業が多くて賃金が高く、生活費も多くかかる都会ほど金額が高いんだ。
地域ごとの労働者数の違(ちが)いを計算に入れた全国の平均は930円だ。
Q 金額は増えないの?
A 物価や企業のもうけ具合などをふまえて、毎年少しずつ増やしているよ。新型コロナウイルスの感染が始まった一昨年をのぞくと、近年は毎年3%ぐらいずつ引き上げられている。
Q 引き上げ幅(はば)はどうやって決めているのかな。
A 使用者と労働者それぞれの代表と、学者など中立的な立場の人が「審議会(しんぎかい)」を開いて決めるよ。
Q 海外と比べるとどうなの?
A 英国は4月から約1530円(成人向け)に、フランスも5月から約1460円に引き上げており、日本は他の先進国より水準が低いんだ。
【語句の意味】
★賃金(ちんぎん): 労働者が労働を提供することによって受け取る報酬。
報酬とは労働・骨折りや物の使用の対価として給付される金銭・物品。
★物価(ぶっか): 諸商品の市価。商品の価格を総合的・平均的に見たものをいう。
★企業(きぎょう): 生産・営利の目的で、生産要素を総合し、継続的に事業を経営すること。また、その経営の主体。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
日本の賃金が上がらない最大の理由は高付加価値ビジネスをしていないことです。
どんな高付加価値ビジネスが考えられるか考えてみよう。
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