こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
バナナが絶命するかもしれません。
バナナを枯らす病原菌「フザリウム菌」が世界中に広がり出したからです。
フザリウム菌は土から根に入りバナナを枯らします。
今のところ有効な対策は隔離しかありません。
今日はバナナ絶滅危をテーマに探究します!
【2022/7/24日経新聞】
隔離しかない。ワクチンを早く。世界経済を揺るがしかねない――。
疫病の流行を恐れているのはバナナの生産国・地域だ。
バナナを枯らす病原菌が世界で猛威を振るい、「近い将来にバナナが絶滅し、食べられなくなる」との嘆きが悲観論に思えなくなってきた。
2022年に入り、ベトナム植物遺伝資源センターやベルギー・メイズ植物園のチームがバナナ病原菌の研究論文を発表した。
そこには「ベトナムでは25年以内に最大71%の土地がこの菌のせいでバナナの生産に使えなくなる」とあった。
病原菌はカビの一種の「フザリウム菌」で土に潜む。
根から入り、バナナの「血管」を壊す。水や栄養分が吸えないバナナは枯死する。
菌がいた土は、何十年も感染の危険が残る。
国連食糧農業機関(FAO)によると世界のバナナ生産で1位はインド(約3150万トン)、2位は中国(約1151万トン)。インドネシア、ブラジル、エクアドル、フィリピンが続く。
国内消費が多い国もあり、輸出用の大半は中南米や、日本向けの約8割を占めるフィリピンが生産を担う。
バナナの経済効果は数兆円との見方もあり、一部の消滅でも世界経済に影を落とす。日本も人ごとではない。総務省の家計調査ではバナナの消費量は2人以上の世帯で2020年に約19キログラム。約10キログラムのリンゴやミカンを引き離す。
有江教授らが練る戦略の一つは「ワクチン」の実現だ。害のないタイプのフザリウム菌を味方につけ、バナナに病原菌への抵抗力をもたらしたり病原菌を根に近づけないようにしたりする。
オーストラリア・クイーンズランド工科大学の解は新たなバナナの開発だ。最新作は「遺伝子を組み替え、TR4に強い」(ジェームズ・デール博士)。遺伝子を精密に改変するゲノム編集でも新顔バナナを作る。
【語句の意味】
★病原菌(びょうげんきん): 感染症の原因となる細菌。病菌。
★絶滅(ぜつめつ): ほろぼし絶やすこと。絶えほろびること。
★枯死(こし): 草や木が枯れ果てること。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
どうすればバナナの絶滅を防ぐことができるか考えてみよう。
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