こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
「ビッグデータ」ではなく「宇宙ビッグデータ」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?
「宇宙ビッグデータ」とは、宇宙にある人口衛生などから地球に届く大容量のデータのことです。
人口衛星から届くデータは以前からも存在していたのですが、現在の宇宙ビッグデータは大幅に進化しています。
人工衛星から地球に届く情報に、会社のお客さんのデータやスマホの行動履歴、SNSの投稿など、地球で得られる様々なデータを組み合わせることにより高度なビッグデータとなっています。
宇宙ビッグデータは、農業・漁業・金融・マーケティングなどあらゆるところで使われています。
宇宙ビッグデータが最も得意なことは物事の予想です。
例えば、農業では人工衛星からキャベツの育ち具合、畑の温度、降水量などをチェックして、いつ頃に多く出荷できるのかがわかります。
そこにドローンの観測や会社がもっているお客さんの情報を組み合わせることにより、キャベツ料理に合う調味料をいつ広告(宣伝)して、どれだけ売り出せば良いかなど精度の高い予想ができるようになっています。
ただ、宇宙ビッグデータは集めることが目的ではありません。
集めた膨大な情報の中から必要な情報を選び、何にどう生かすかを考えることが大切なことです。
参考:テレビ東京 秒でNEWS180「宇宙ビッグデータってなに?」
【語句の意味】
★人口衛星(じんこうえいせい): ロケットで打ち上げられ、地球・火星などの惑星や月のまわりを公転する人工物体。
★履歴(りれき): 現在までに経て来た学業・職業などの次第。来歴。経歴。今に至るまでの経緯。その記録。
★精度(せいど): 精密さの度合。加工・測定・計算などの場合にいい、粗さ、ばらつきの幅、誤差などで表す。
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
あなたが宇宙ビッグデータを自由に使えるとしたら、どんなデータを集めてどんな使い方をしたいですか?考えてみよう。
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