こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
オジギソウを手で触れるとパタパタとお辞儀をするように葉を閉じていきます。
植物は動物のように神経や筋肉はないのに、なぜお辞儀をするのでしょうか?
埼玉大学の豊田教授らの研究チームは長年の謎だったオジギソウがお辞儀をする理由とメカニズムを解明したと発表しました。いったい、どのような仕組みなのでしょうか?
【探究テーマ】
なぜ、オジギソウはお辞儀をするのか考えてみよう。
【2022/12月/朝日小学生新聞】
私たち人間の体は手足などが受けた刺激を脳に伝えたり、脳からの命令を体の器官に伝えたりするときにカルシウムを使っています。そこで、遺伝子組み換え技術を使ってカルシウムの信号を光るようにしたオジギソウを育て、特別な顕微鏡で観察しました。葉が傷つくと…
葉っぱにはさみで切りこみを入れると、そこから信号が発生し、葉脈を通じて「葉枕」という運動器官に伝わります。その直後、葉が閉じます。
オジギソウも動物と同じようにカルシウムを使って信号を送り、運動の引き金にしていたのです。
ではなぜおじぎをするのでしょうか?
今から100年以上前、イギリスの博物学者チャールズ・ダーウィンのころから研究が続けられてきましたが、理由はわかってはいませんでした。
そこで豊田さんたちは、おじぎしないオジギソウをつくり、おじぎするオジギソウと比べることでどんなメリットがあるのかが解けるのではと考えました。
実験データからは、おじぎするオジギソウに比べておじぎしないオジギソウの方が、バッタやガの幼虫に倍も食べられることがわかりました。虫が葉の上にいる時間も長いそうです。
そのことから、オジギソウは葉を閉じることで食べられないようにしていると結論づけました。
【語句の意味】
★刺激(しげき):生物体に作用してその状態を変化(興奮)させ、何らかの反応をひき起こすこと。
★器官 (きかん):生物体に局在し、特定の生理機能をもち、形態的に独立した構造体。
★遺伝子(いでんし): 生物の個々の遺伝形質を発現させるもとになるもの。
[広辞苑 第七版]
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