- 探究授業
- 2023年1月10日
【探究授業】：有名シェフの味を再現できる「魔法のフライパン」 〜技術・読売新聞〜
こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら！
料理をやったことがない人、苦手な人でも有名シェフの味を自宅で再現できる「魔法のフライパン」があります。アメリカ生まれのスマートキッチン家電「ヘスタンキュー」です。
アプリを連動させると、フライパンが自動的に、世界の有名シェフが考えたレシピを調理し出します。
アプリには４５０種の料理がデータ化されているのです。誰もが自宅で有名シェフの料理を作ることができる時代の到来です。今日は「魔法のフライパン」をテーマに未来の食事を探究します。
【2023/1/4読売新聞】
東京都内のパート社員、三沢友美さん（４３）は知人の薦めで、昨年１月からスマートキッチン家電「ヘスタンキュー」を愛用する。米国生まれの鍋で、専用のＩＨヒーターとアプリを近距離無線通信「ブルートゥース」で連動させて使う。
アプリの中には、すき焼きやかき揚げなどの家庭料理から、世界各国の有名シェフが考案したレシピなど４５０種がずらり。選ぶと、調理法が動画で流れるため、初めての料理にも挑戦しやすい。
手順通りに食材を入れると、プログラムを読み取った鍋が加熱時間や、火加減も１度単位で調整し、加熱を始める。まさに、車の自動運転のような印象だ。
販売会社「フェリシダ」（東京）によると、この家電は２０１５年、失敗のない調理体験を全ての人に提供したいと誕生。
今は世界２０か国で流通する。価格はＩＨヒーターと鍋を合わせて８万８０００円と割高だが、５０代の男女に人気だ。フライパンもある。
これまで料理は、一定の調理技術やレシピを読み解く力が必要とされてきた。特においしさを左右する火加減や調味は、経験に基づくあんばいや勘がものをいった。しかし、その領域でもデジタル化が進む。
【語句の意味】
★調理(ちょうり)：料理すること。
★考案(こうあん)：工夫をめぐらすこと。考え出すこと。
★領域(りょういき)：領有している区域。専門とする部門・分野。
[広辞苑 第七版]
【探究授業】
魔法のフライパンは有名シェフの料理をデータ化して誰でも再現できる世界を実現しました。フライパン以外にも、データ化によりプロの技を再現できる「魔法の◯○」を考えてみよう。
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