こんにちは、藤野雄太です。
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4月から始まる新年度のお給料や労働環境の改善について話し合う春闘が始まりました。労働者でつくる労働組合と経営者が毎年この時期に交渉を行います。
労働組合は2月に要望を提出し、企業は3月に回答を出すことから春闘と呼ばれるようになりました。歴史的な物価高の影響もあり企業は賃上げに前向きです。
しかし、中小零細企業は原材料費が上がっているため賃上げをする余裕はありません。また、そもそも春闘とは無縁の非正規労働者をどのように守るかも課題です。
今日は春闘をテーマに探究します。
【2023/1/24 朝日新聞】
Q 今年の「春闘(しゅんとう)」がスタートしたんだってね。そもそも、春闘って何?
A 働く人でつくる労働組合が、企業(きぎょう)などを経営する側に、賃金の引き上げといった労働条件の改善を求めることだよ。
企業ごとの労組が別々に交渉(こうしょう)するよりも、労組全体で足並みをそろえた方が交渉力が高まるとして、毎年春に一斉(いっせい)に行われる。
Q 実際に賃上げにつながってきたのかな。
A しばらくは高度経済成長が続いたこともあり、一定の成果があったとされる。厚生労働省が調査を始めた65年から75年までは、物価が上がっていたこともあって前年比で10%を超(こ)える賃上げが続いたんだ。
でも、経済成長が鈍(にぶ)ると賃上げ率も下がり、2000年以降は2%前後で推移している。
賃上げには年齢(ねんれい)や働いた年数に応じて基本給などが自動的に上がる「定期昇給(しょうきゅう)」と、基本給を全体的に上げる「ベースアップ(ベア)」がある。
賃金水準の底上げにはベアが必要だけど、例えば昨年のベア率は0・63%(連合集計)にとどまったんだ。
【語句の意味】
★春闘(しゅんとう):1955年以来、毎年春に、賃上げ要求を中心として労働組合が全国的規模で一斉に行う日本独特の共同闘争。
★労働組合(ろうどうくみあい):労働者が労働条件の維持・改善および社会的地位の確立を図るために組織する団体。
★昇給(しょうきゅう):給料のあがること
[広辞苑 第七版]
【探究テーマ】
賃上げをする余裕がない中小零細企業の賃上げを促進する方法を考えてみよう。
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