こんにちは、藤野雄太です。

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政府は16日、大手の電力会社７社が申請した家庭向け電気料金の値上げを認めることにしました。

６月からの値上げ率は平均15%〜40%で、１ヶ月に約2,000円〜5,000円の引き上げとなります。

なぜ、電力会社は電気料金の値上げに踏み切ったのでしょうか？

今日は電気料金値上げのニュースをテーマに探究します。

【5/17 読売新聞】

政府は１６日、電力大手７社が申請した家庭向け電気料金の値上げについて、値上げ幅を圧縮することで認めることにした。

電力会社の経営悪化に配慮しつつ、家計の負担増を抑えようとした格好だ。

ロシアのウクライナ侵略などで燃料価格は高止まりしており、今後も値上げのリスクは残ることになる。

電力大手で相次いだ不祥事は、議論を長引かせる要因となった。

３月には関西と九州、中部、中国電力が企業向けの電力販売でカルテルを結んだ独占禁止法違反が公正取引委員会に認定された。電力大手と新電力の公平な競争を妨げる行為で、値上げへの世間の目は一層厳しくなった。

最終的に７社の値上げを認めたのは、これ以上、業績の悪化が続けば発電所の運営にも影響し、電力の安定供給にも支障が出かねないからだ。各社は値上げで一息つくことになるが、燃料価格は高止まりしており、今後、黒字化できるかどうかは予断を許さない。

【語句の意味】

★申請(しんせい)： ＜ゆるしを受けるために＞役所へ願い出ること。

★圧縮(あっしゅく)：　強い力を加えて、おしちぢめること。

(小学国語辞典 学研)

★カルテル：複数の企業が連絡を取り合い、本来、各企業がそれぞれ決めるべき商品の価格や生産数量などを共同で取り決める行為。

 (公正取引委員会HP)

【探究テーマ】

ウクライナ危機が燃料価格の高騰をまねき電気料金の値上がりの大きな要因になっています。

電気料金を下げる方法を考えてみよう。

例：原発を増やしコストを下げるなど

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