こんにちは、藤野雄太です。
本日の探究授業動画はこちら!
https://youtube.com/live/td4-kKGGsX0?feature=share
個人の声、顔、考え方などの特徴をAIに学習させ、その人の人格をデジタル上で再現させるAIクローン。
この技術を使えば、流れ作業などの定型業務はAIクローンに任せ、自分の時間は他のクリエイティブな活動に使うことも可能です。
ただ、詐欺などに悪用されてしまうリスクもあります。
今日は「AIクローン」をテーマに探究します。
【4/4 朝日新聞】
「自分」の考え方や話し方を人工知能(AI)に覚え込ませ、「自分」そっくりのロボットを作る。そんな商品が注目されている。死後でも、家族や友人が好きな時に「自分」を取り出し、声を聞いたり、話したりすることができる。
家族とそっくりの声で、世界や日本の童話を読み聞かせてくれる――。玩具会社タカラトミー(東京都)は昨年、AIを使った読み聞かせスピーカー「coemo(コエモ)」の販売を始めた。
コエモがまねするのは物語の決められた文章だけに限定されており、詐欺などに悪用できないような仕組みになっているという。
「考え方」を保存するという商品も生まれている。デジタルクローンを作る企業「オルツ」(東京都)には、会社の創業者など富裕層を中心に、自らのAIクローンを作りたいという声が寄せられている。
例えば、「おじいちゃん」のクローンをつくる場合、AIに、祖父の体験や読んできた本、情報、それに基づいた考え方などを覚えこませ、クラウド上に残しておくのだという。
ただ、技術が進歩すれば、その活用の仕方次第で社会に影響を及ぼす。人工知能を研究する東京大学の松尾豊教授は「相当レベルも上がっていて、声だけでは本人とAIの判別ができなくなってきている」と指摘する。
【語句の意味】
★クローン:人工的に、もとのものとまったく同じ遺伝子をもつようにした動植物。
★玩具(がんぐ):子どもが遊ぶための道具。
★富裕(ふゆう):金持ちであること。
(小学国語辞典 学研)
【探究テーマ】
デジタルクローン技術をつかって、どんな商品を開発できるかを考えてみよう。
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