【探究授業】：男女平等ランキング日本125位〜社会〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

世界経済フォーラム(WEF)は２１日、男女が平等になっているかを数値化した「ジェンダーギャップ」の世界ランキングを発表しました。

日本は１４６カ国中、１２５位という結果となってしまいました。

なぜ、日本は男女平等で低迷しているのでしょうか？

今日は男女平等をテーマに探究します。

【2023/6/22朝日新聞】

Ｑ　男女の格差を数値化した世界ランキングで、日本は過去最低を更新（こうしん）したの？

Ａ　スイスの団体「世界経済フォーラム（ＷＥＦ）」が毎年出している「ジェンダーギャップ報告書」で、日本は今年１４６カ国のうち１２５位だった。

Ｑ　低迷の理由は？

Ａ　今年の報告書によると、識字率や進学率が問われる「教育」と、健康寿命（じゅみょう）などを含（ふく）む「健康」の分野では、日本は男女平等の状態に近い。課題は「政治」と「経済」の２分野だ。

政治分野の評価項目（こうもく）である衆院議員の女性比率が１割と低く、女性閣僚（かくりょう）もわずか。過去に女性首相が誕生したことがないことも、大きく足を引っ張る。経済では、役員や管理職の女性比率が低いことが順位を押し下げている。

Ｑ　どうすれば順位を上げられるのか。

Ａ　衆院選で女性の候補者を増やすことが不可欠だ。首相の指導力で、閣僚に女性を増やすことも重要だ。企業（きぎょう）は女性の採用や育成、登用をもっと積極的に行う必要がある。

【語句と意味】

★ジェンダー：生物としての性別に対して、社会で生活する中でつくられる性別。

★経済(けいざい)：人間生活に必要な物をつくったり、売り買いしたり、使ったりするいろいろな働きやしくみ。

★政治(せいじ)：国をおさめること。

【学研小学国語辞典】

【探究テーマ】

どうすれば日本の男女平等が改善するか考えてみよう。

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