【探究授業】：「アップサイクル」ってなに？〜環境〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

アパレル、食品、雑貨などの業界で「アップサイクル」が広がっています。

アップサイクルとは、本来は捨てられるはずのものや未使用なものに価値を加えて生まれ変わらせることです。

いったい、どのように生まれ変わらせるのでしょうか？今日はアップサイクルをテーマに探究します。

【2023/7/1日経新聞】

からすけ　友達がアップサイクル商品を買ったらしいんだ。最近聞くようになった言葉だけれど、リサイクルやリユースとは何が違うのかな？

イチ子　本来捨てられるはずのものや使われていないものにデザインや加工を施して、新たな価値を付けて生まれ変わらせることだよ。

イチ子　物を捨てずに再利用するという意味ではリサイクルと同じ。ただし原料や材料まで戻してから別のものを作るリサイクルとは大きく違っていて、素材そのものを生かすという考え方なんだ。原料に戻す際に使うエネルギーを減らせるので、より持続可能性が高いといわれる。

イチ子　取り組みは食品、雑貨、アパレルなどを軸に広がっているよ。お菓子を定期配達するスナックミー（東京・中央）は、干し芋工場で1日500キログラム廃棄されるサツマイモの皮や実からつくる琥珀（こはく）糖などアップサイクルおやつを20種類商品化してきた。

【語句と意味】

★加工(かこう)：原料、または、ある製品に手を加えて、新しい製品をつくること。

★持続(じぞく)：ある状態が長く続くこと。

★廃棄(はいき)：いらないものとして、すてること。

【学研小学国語辞典】

【探究テーマ】

あたなが今来ている服をアップサイクルするとしたら、どのような価値を加えて生まれ変わらせるかを考えてみよう。

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