【探究授業】：「地質年代」なに？〜科学〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

地質年代とは、地球が誕生してから４６億年の歴史を、地層に残る特徴により区分けした呼び方のことです。

先カンブリア時代、古生代、中生代、新生代と続きます。

そして、今、新しい地質年代である「人新世」が生まれようとしています。

なぜ、今の時代に新たな地質年代が提唱されているのでしょうか？

【2023/7/13朝日新聞】

■地球の４６億年を、地層に残る特徴（とくちょう）に応じて区分する

Ｑ　新しい地質年代「人新世」ができるかもしれないと聞いた。地質年代ってなに？

Ａ　地球ができてからの４６億年を、地層に残る特徴（とくちょう）に応じて区分した呼び方のことだ。中生代のような大きな区分「代」があり、その下にジュラ紀などの「紀」がある。さらに「世」「期」と細かく分かれる。現代は「新生代・第四紀・完新世・メガラヤン期」とされる。

Ｑ　どうして地質年代を分ける必要がある？

Ａ　地層や化石を調べれば生物の進化や絶滅（ぜつめつ）、地殻（ちかく）変動など過去の地球の出来事を知ることができる。

Ｑ　境界はどうわかる？

Ａ　国際地質科学連合はそれぞれの地質年代に対して地球上から１カ所、その根拠（こんきょ）を示した地層を「国際標準模式地」に選んでいる。

Ｑ　人新世の場合は？

Ａ　カナダ南部のクロフォード湖という小さな湖が提案されている。

【語句と意味】

★地質(ちしつ)：地球の表面の部分をつくっている、いろいろな岩石や地層などの性質。

★年代(ねんだい)：すぎてきた年月。時代。

★地層(ちそう)：岩や土などによってできた、たいせき岩の層のかさなり。

【学研小学国語辞典】

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