【探究授業】：トウモロコシは地球を救う？〜科学〜

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら！

「トモコロコシが地球を救う」と言ったら、あなたは信じますか？

いま、世界的に地球温暖化が進んでいますが、トウモロコシが地球温暖化をストップする切り札になるかもしれないのです。

なぜ、トウモロコシが地球温暖化を解決できるのでしょうか？

今日はトウモロコシをテーマに探究します。

【2023/7/20読売KODOMO新聞】

いま、地球温暖化が世界的な問題になっています。主な原因は「温室効果ガス」である二酸化炭素（CO_２）が増えること。でもトウモロコシから作ったエコな燃料を使えば、CO_２の排出量を減らし、地球温暖化を解決できるのではないかと期待されています。

バイオエタノールって何だろう？

　トウモロコシには「デンプン」と呼ばれる糖分が含まれています。ここにパン作りにも使われる酵母という微生物を加えると、糖分が「エタノール」と「二酸化炭素（CO_２）」に分解されます。

このようにして植物から作ったエタノールのことを、生物を意味する「バイオ」という言葉を使って「バイオエタノール」と呼びます。

　原料には、トウモロコシ（飼育用のデントコーン）、サトウキビ、木や植物の成分であるセルロースといった糖分が含まれる素材が使われます。

ガソリンとバイオエタノールの違い

・ガソリン

主に地中から取り出したドロドロとした原油を精製して作る。燃やすとCO_２を排出する。

・バイオエタノール

植物から作る。燃やすと排出されるCO_２は元々、植物が光合成で大気中から取り込んだもの。このため、地球上のCO_２は増減しないとみなされる。

【語句と意味】

★排出(はいしゅつ)：中にたまったいらないものを、外にだすこと。

★酵母(こうぼ)：酵母菌。糖分を、アルコールと二酸化炭素に分解する働きがある菌類。酒をつくったり、パンをふくらませたりのに使う。

★精製(せいせい)：細かいところまで、気をつけてつくること。あらくつくらられたものに手を加えて、まじり気のないものにすること。

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