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2024年6月26日

【探究授業】:「ドラえもんが歌うAdo 」は違法? 「AIカバー」 〜法律〜 vol.779

こんにちは、藤野雄太です。

本日の探究授業動画はこちら!

https://youtube.com/live/rei10bSQ8rE?feature=share

 

アニメのキャラクターやアイドルなどの声を学習させた生成AIをつかって、

歌などを歌わせる「AIカバー」動画がたくさん投稿されています。

「ドラえもんが歌うAdo」などです。

このような投稿は著作権上、問題ないのでしょうか?

2024/6/26 朝日新聞】

生成AI人工知能)に学習させた声優らの声で歌を歌わせるなどした「AIカバー」と呼ばれる動画がネットに投稿され、声優らが権利の侵害を訴えている。ただ、声そのものの権利をどう守るかは、従来の法の枠組みでの限界も指摘される。

「アニメ『推しの子』の登場人物、星野アイに、音楽ユニットYOASOBIの曲『アイドル』を歌ってもらった」「歌手Adoの曲『唱』を、ドラえもんの声で歌わせてみた」

動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」上には、そんな動画が多数、投稿されている。

著作権法では、生成AIによる学習については原則として著作物を許諾なく利用できると定めている。一方、AIによってつくられたコンテンツは、権利や法律に反する可能性もある。

例えば、漫画のセリフや音楽の詞には著作権があり、アニメであれば著作権や商標権、キャラクターであれば商標権がある。また、映画やアニメでの声優の演技は、著作隣接権の対象となる。

ただ、声は「著作物」ではないとされ、ほかの法律でも保護できるかどうかは微妙だ。

著作権の問題に詳しい福岡真之介弁護士によると、「声の場合は、人格権侵害であるとして民法に基づく不法行為の成立が考えられるが、裁判例もほとんどなく、どのような場合に不法行為が成立するか不明確」という。

【語句と意味】

★著作権(ちょさくけん): 文学(ぶんがく)や音楽(おんがく)、美術(びじゅつ)などの作品(さくひん)を、その作者(さくしゃ)などが自由(じゆう)に独占(どくせん)できる権利(けんり)

★許諾(きょだく): ききいれて、ゆるすこと。

★侵害(しんがい): 他人(たにん)の権利(けんり)や利益(りえき)などに損害(そんがい)をあたえること。

【例解新国語辞典・学研小学国語辞典 一部改編】

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