こんにちは、藤野雄太です。
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今から約500年後の2531年には、日本人の苗字は全員「佐藤さん」になる、
という予測が発表され注目を集めました。
なぜでしょうか?
日本は世界で唯一、
結婚したら夫婦で同じ苗字になると法律で決まっている国だからです。
このままだと当然、苗字の種類は減り続けていきます。
今日は選択的夫婦別姓をテーマに探究します。
【2024/6/8 朝日小学生新聞】
日本は世界的にみて名字の種類が多く、十数万とも数十万種類あるともいわれます。しかし、夫婦が同じ姓にするルールだと、結婚するたびに名字が減ります。このままだとどうなるか、東北大学高齢経済社会研究センターの吉田浩教授が計算しました。
国内で最も多い姓は「佐藤」で、全体の約1.5%をしめます。
結婚や離婚、出生、死亡などによる「佐藤」の数の変化を計算すると、国内の人口のうち「佐藤」の割合は2022~23年で0.83%増えていました。
もし毎年この割合で「佐藤」がしめる割合がのびると、2446年に日本人の半分、2531年には全員「佐藤」になるとわかったそうです。
予測を発表した狙いは、「選択的夫婦別姓」について考えるきっかけをつくることでした。
日本では、結婚すると夫婦どちらかの姓を選びますが、実際には9割以上が、男性の姓を選んでいます。この制度は、国連の女子差別撤廃委員会から過去3回、改善勧告を受けました。
今年3月、夫婦が別の姓を選べない決まりは憲法に違反しているとして、12人が国に賠償などを求める訴えを起こしました。同じ規定をめぐる集団訴訟は3回目。15年と21年の過去2回は、最高裁判所が「合憲(憲法違反ではない)」と判断しています。
【語句と意味】
★撤廃(てっぱい): それまでのルールをすっかりやめて、おこなわないようにすること。
★憲法(けんぽう): 国(くに)の基本(きほん)となるきまりを定(さだ)めた、国家(こっか)の最高法(さいこうほう)。
★賠償(ばいしょう): 相手(あいて)にかけた迷惑(めいわく)や与(あた)えた損害(そんがい)を、お金(か
ね)でつぐなうこと。
【例解新国語辞典・学研小学国語辞典 一部改編】
【探究テーマ】
選択的夫婦別性に賛成・反対どちらですか?その理由も書きましょう。
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