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勉強しなさいと言わずに成績が上がる!

すごい学習メソッド

2020年2月6日

横浜市立老松学校・定期テスト傾向と対策<中3社会>

老松中学校 3年前期中間テスト分析(社会)

難易度分析で用いる記号
A:★教科書の太字レベル
B:★★教科書の本文で出てくるレベル
C:★★★難易度の高い用語問題
D:★★★★知識に加え論理・読解力が必要な応用問題

問1
A:(1)
B:(5)
C:(2),(6)
D:(3),(4)

時事問題である。1.のように教科書の知識から導ける問題も存在するが、(3)(4)など背景を推測することから回答を導く必要のある問題もあり、難易度は高い。時事問題にはニュースや新聞を普段から読み、出てきた内容が授業とどのように結びつくのかを考えることが必要である。

問2〜問3
A:問2,(6),(9),(11)
B:(3),(4),(5),(8),(10)
C:(2)
D:(1),(7)

歴史分野である。日本の明治期について問われている。国会開設に至る流れを問うた問2は教科書で太文字になっているレベルの語句のみが問われており難易度は低い。一方、問3は難易度の低いものから高いものまで満遍なく出題されている。(1)の風刺画から当時の世界情勢について論述させる問題は、中学校のテスト問題としてはかなり難易度が高いものに入るだろう。他にも、(2)の甲申事変など高校世界史のレベルの語句も問われており、正答率は低かったのではないだろうか。歴史分野は教科書を読んで暗記を進めるのと並行して、問題集を解いて自分が覚えていない語句がどれかを確認する作業を進めることが大切である。テストを復習材料として範囲の内容を完璧に覚えよう。

問4〜問5
A:(1),(2),(5),(11),(12)
B:問4(2),(3),(4),(8),(9),(10),(13),(14)
C:(7),
D:問4(1)ii.,(6)

 世界史分野である。近代東アジア情勢と第一次大戦の世界について問われている。この時代の世界は帝国主義の影響を受けた派遣争いが続いており、「同盟と対立」がキーワードとなる。それぞれの国の関係について整理し、それがどこで起きているのかを地図上で確認しておくことがこの時代の全体像を把握する上で役立つだろう。問4ii.bのような写真から当時の情勢を論述させる問題も出題されているので、有名な写真やず図については何を暗示しているものなのかを理解できるようになろう。
問6〜問7
A:(2),(3),(6),(7),(8)
B:(1),(5),問7
C:
D:(4)

 日本史分野である。大正時代について問われている。何度は全体的に低く、用語の説明として正しいものを選ぶ問題が多く出題されている。歴史上の用語については暗記するだけなく、それが何を意味するものなのか、どの出来事と関係が深いのかについてもつなげて覚えておくのが良い。問7は歴史上の出来事が起きた地域を答える問題である。どれも有名な出来事であり、習った際に地図上で場所を確認していれば答えられただろう。地理と歴史をリンクして学習すると論述に役立つことも多いのでぜひ取り組んでみてほしい。

問8
A:(1),(5),(8),(9),(10)
B:(2),(4)
C:(6)
D:(3),(7)

 日本史分野である。第二次大戦(太平洋戦争・大東亜戦争)について問われている。全体的に用語の難易度は高くないが、出来事の順番を理解していないと解けない問題が複数出題されており難しい。現代に近づくにつれて、世界史は年号を細かく理解していないと解けなくなる。特に第二次大戦の部分は出来事に関連性があるため、並べかえや、挿入問題が出題されやすいのだ。むやみに年号を覚えるのは負担になるし難しいので、それぞれの出来事がなぜ起きたのかを考えるようにしよう。そうすれば歴史のつながりの中で用語を覚えることができ、並べ替え問題にも対応できるようになる。最後の原爆投下日・終戦記念日は日本人として常識として覚えておくべき問題である。