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2020年2月6日

岡野中学校・定期テスト傾向と対策<中2理科>

岡野中学校 2年前期中間テスト分析(理科)

全体概観
レベル:★★★☆☆
物理分野の電気の問題を中心に、地学分野の復習問題も出題されている。難しい問題はあまりないが、電気分野は苦手を持ちやすい分野であるため、難しかった生徒も多かっただろう。この分野は問題演習量ができるようになるために必須であるため、学校のワークを何度も解く・新しい問題集でいろんな形式の問題になれることが重要だ。

問1・2 地学分野:火山・岩石の分類と特徴
レベル:★★☆☆☆
地学分野の復習問題である。火山範囲では、溶岩の粘り気によって分類される3つの火山の特徴について問われた。岩石分野では、斑状組織と等粒状組織の形成要因と名称が問われた。どちらも基本的な語句問題ばかりで難易度は高くない。ワークにも同じ問題が載っているので対策は容易だった。

問3 地震の伝わり方のグラフ問題
レベル:★★★★☆
地学分野の復習問題。地震のP波とS波の伝わり方の違いについてグラフを用いて出題されている。それぞれの速さの差から、初期微動継続時間などを計算する必要があり難しいと感じる学生も多いだろう。ただ、この問題もワークに類似問題が出題されているため、ワークで練習ができる。地震の計算問題は決まったことが問われるのでなんども復習して身につけよう。

問4 電流計の見方
レベル:★★★☆☆
電流の大きさについて、電流計を見て答える問題。復習問題であり、難しい内容は問われていない。ワークに同様の問題が載っているため、対策も容易だろう。回路図を書く問題もあるため、教科書を隅まで読んで復習しよう。

問5 プレートの移動
レベル:★★★☆☆
プレートの移動について、その原理とそれによって生じる地震について問われている。論述問題は出題されておらず、プレートの動く方向や地下のマグマの動きなどについての知識が必要な問題だった。ワークで対応可能なレベルのため、問題をこなすことがポイントだろう。

問6 地層の理解
レベル:★★★☆☆
地層を見て、時代を測定したり、その当時の環境を考える問題。複数の図を見比べて、当時の状況を考える必要があり、少々頭を使わないといけない問題であった。地層分野は難しい問題が度々出題されるため、学校のワークに加えてなるべく多くの種類の問題に当たることが良いだろう。

問7・8 電気回路の計算問題
レベル:★★★★☆
回路図を見て、オームの法則を使用して、電熱線に加わる電圧や、抵抗の大きさ、電源装置の電圧などを計算する問題。多くの学生が苦手とする電気の計算問題である。この分野は教科書を読むだけではできるようにならない。問題を多くこなす中で慣れていくことが重要だ。公式がどのように応用できるのかを理解できるようになればコツがつかめるだろう。

問9 オームの法則の実験問題
レベル:★★★☆☆
複数の抵抗器を使って電圧と抵抗の間の比例関係についての理解を問う問題。教科書で深く取り上げられている分野であるため、教科書をよく読んでいたら対応できた。問題も複雑な計算などを求めてはいないため、比較的解きやすかっただろう。グラフの読み取りは練習が必要なので、ワークで対策を進めよう。

問10 様々な物質の抵抗
レベル:★★☆☆☆
身の回りの様々な物質の抵抗の大きさを表を見て考える問題。語句のチェックが中心であるため、特に計算問題はない。ワークに同様の問題があるので対策は容易である。ここは覚えてしまえば点になるので、早めに対策をしてしまおう。

問11 電力量を確かめる実験問題
レベル:★★★☆☆
水の中に電熱線を置いて温度変化を調べることで、電流による発熱量を問う問題。ワークに同様の問題が載っている。教科書で出てくる公式を複数使いこなす必要があり、公式が完璧に運用できない人にはしんどい問題だっただろう。物理分野では公式を使いこなせることが問題を解く上で重要である。教科書に出てくる公式は何度もワークで練習を積んで使いこなせるようにしておこう。