テストでは測れない！子どもの隠れた才能を引きだす方法「バラツキの法則」

こんにちは、藤野雄太です。

今日は、お子様に眠っている才能を伸ばすためのスゴい方法、「バラツキの法則」をご紹介します！

通常、私たちは子どもの成績やテストの点数などで彼らの「能力」を判断しがちです。

しかし、実は、運動が得意な子どもが算数も得意というわけではないように、人間の各能力にはほとんど相関がないことが明らかになっています。

これこそが「バラツキの法則」が教えてくれる大切なポイントです。

この考え方をより具体的に理解するために、前回同様に『Dark Horse』という本の一部をご紹介します。

これは、アメリカの教育研究者トッド・ローズ博士が書いた書籍で、「平均」の価値観を捨て、個々の特性を重視する教育について書かれています。

ここで例に挙がっている二人の少年は、それぞれ異なる知能テストのスコアを持っています。

一人のIQスコアは117、もう一人は98です。

平均的な教育システムでは、二人の将来の進路や与えられる教材は異なってくる可能性が高いです。

片方の少年が「優秀」だと判断され、もう片方はその影に隠れた才能を見過ごされてしまうのです。

子ども時代の藤野は完全に後者でした・・・。

しかし、「バラツキの法則」に従えば、IQスコアや他の評価基準に依存せずに、お子様が持つ独自の強みや可能性を探し出すアプローチが取れます。

この法則の根底にあるのは、「どんな子どもにも素晴らしい才能が眠っている」という信念です。

たとえ標準化されたテストで平均的なスコアが出ても、ある分野では突出した才能を発揮できるかもしれません。

子育てで重要なのは、単に平均や点数にとらわれるのではなく、子どものバラツキ、つまり得意や不得意の偏りや、ユニークな個性に注目して、その子だけの個性や才能を引き出すことです。

テストの点数や評価だけでは、お子様の中に眠る真の才能は測りきれません。

ですから、テストや成績だけにとらわれず、日々のお子様の様々な行動や反応にも注目してみてください。

お子様のやりたいことや得意な分野に気づき、それを伸ばしていくためのサポートをすることで、隠れている才能がどんどん花開いていきます！

お子様には必ず誰にも負けない唯一無二の才能が眠っています。

能力のバラツキを受け入れ、得意分野を見つけ出すことで、お子様の才能を大きく成長させ、将来の可能性を共に広げていきましょう！

それではみなさま、本日もお子様と素晴らしい一日をお過ごしください！

★動画解説はこちら！

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★参照『Dark Horse 「好きなことだけで生きる人」が成功する時代』

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