こんにちは、藤野雄太です。
「うちの子は、全然、勉強の集中力が続かないんです」
多くの保護者が抱えている悩みではないでしょうか。
とくに、子どもが勉強嫌いになってしまっている場合、その対処法は楽ではありません。
本日ご紹介するのは、
最難関中学受験対策を中心に、算数・理科の指導をされてきた
受験のプロフェッショナル、理数教育家・辻義夫さんによる
「集中力をアップさせる学習環境のつくり方」です。
辻氏によると、子どもが勉強に集中できるようにするには、
・学習環境を見直すこと
・子どもにやるべきことを認識させること
の2点が重要だといいます。
それでは、ポイントをチェックしていきましょう!
以下、5/14日経新聞からの引用です。
子どもが家庭学習に集中できない原因は大きく2つある。1つは、集中力を阻害する学習環境。そして2つ目は、特に落ち着きがない子の場合、そもそも今日やるべきことが何か分かっていない可能性がある。
やる気のある、なしの前に、集中できない原因を見つけて親が改善できれば、親子で心も体もスッキリして学習に臨めるはずだ。
集中できる学習環境を作るには、まず勉強に関すること以外の情報が目に入らないようにすることが大切だ。机で勉強するとき、目に入るところに気が散る物を置かないようにしたい。マンガやキャラクターグッズ、色とりどりの文具類などは他の場所に移動させるだけでも効果が期待できる。
集中して学習に取り組む環境を整えたら、次は子ども自身にやるべきことを認識させることが大切。ポイントは「見える化」させることだ。
低学年のうちは、宿題や翌日の持ち物などがよく分からず家に帰ってくることもしばしばある。親からは学校での心得をアドバイスするといい。
まず、授業中に先生の話をよく聞き、出された宿題を聞き逃さないようにする。そして、すぐに宿題のページに付箋を貼らせる。付箋のついた教科書やプリントを持ち帰れば、子どもがやるべきことが親もすぐに分かるはずだ。
夜寝る前の15分間、その日の出来事や学習したことを親子で振り返りながら、翌朝に向けて準備することも大切だ。
集中力を付けるには、夢中になれる、没頭できる何かを見つけることも大事だ。
授業で得た知識だけにとらわれず、体験から学ぶことを経験している子は、様々な場面で学びを広げていける。家庭でもそうした学習環境をつくれるので、ぜひ実践してみてほしい。
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以上、引用ここまで。
学習環境を整理して、やるべきことを見える化する。
今すぐ実行できるノウハウですね。
ぜひ、参考にしてみてください!
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